スバルがアメリカで販売している『スバルWRX』(米国仕様)に搭載されている“FA20型2リッター水平対向4気筒直噴ターボDITエンジン”が『ワーズ10ベストエンジン賞』に選出された。スバルのエンジンが同賞に選出されるのは2年連続5度目のこと。
ワーズ10ベストエンジン賞はアメリカの自動車専門メディア“ワーズ”が開催している賞で、アメリカ国内で6万1000ドル(約737万円)以下で販売されている量販車のエンジンを出力やトルク、ドライバビリティ、燃費などさまざまな条件で評価するもの。今回は31のパワートレインがノミネートされていた。スバルは過去にも2003年、2009年、2012年、2014年に同賞へ選出されている。
今回選出されたFA20型2リッター水平対向4気筒直噴ターボDITエンジンは高出力と高トルクでWRXならではの動力性能を発揮しながら、ガソリン1ガロンあたり28マイル(約3.7リッターあたり約45キロ)という高い環境性能も両立。この2点が評価され、ノミネートされた31のパワートレインのなかから選出された。
今年のワーズ10ベストエンジン賞にはスバルのほか、シボレーのコルベット・スティングレイの6.2リッターV8エンジンや、フォルクスワーゲン・ゴルフの1.8リッター4気筒ターボエンジン、BMWの電気自動車i3の127kW電動モーターなどが選出されている。