2日間の競技走行後、新井はターマックラリーを走ったことで、さまざまな課題が見つかったと述べた。
「足まわりのセットアップは間違っていませんでしたが、車重とクルマに対するタイヤの大きさのハンデが出たように思います。グラベルはトルクがあっていいのですが、ターマックになると高回転域のパワーが必要になります」
「今回、ターマックのラリーを走ってみて、課題がいろいろと見つかりました。不甲斐ない成績でしたが、最初のターマックでネガティブな部分と同時に、いい部分も見つかりました」
「それをうまく伸ばしながら、来年もっと成長した姿を見せたいと思っています。これからも応援をよろしくお願いします」
今大会をもって全8戦で争われた全日本ラリーの2023年シーズンが終了。スバル勢は、途中欠場期間があった新井/保井組がJN1クラスランキング5位。開幕戦嬬恋で優勝を飾り序盤はポイントラインキング首位につけていた鎌田卓麻/松本優一は、テスト中の事故による負傷とその後の欠場によって順位を落とし、最終的にクラス4位でシーズンを終えている。

