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「ERCグレイテスト・ドライバー投票でトップに立ったジャンドメニコ・バッソにお祝いを申し上げたい。そして、時間を割いて投票してくれたファンの皆さんにも深く感謝する」と語ったのは、ERCチャンピオンシップマネージャーのイアン・キャンベル。

「今回のファン投票への反応は素晴らしく、ERC時代のすべてのドライバーが票を獲得したのを見るのは本当にうれしかった。FIAヨーロッパ・ラリー選手権の最初の70年間で、バッソを含め何百人ものドライバーが名を残したが、このようなかたちで彼の功績が評価されるのを見るのは素晴らしいことだ」

 その蓄積と系譜に新たに名を連ねることとなったニュージーランド出身の新王者ヘイデン・パッドン(ヒョンデi20 Nラリー2)は、アゼルバイジャンのバクーで開催されたFIA国際自動車連盟の年間表彰式に出席。イタリアのBRCレーシングチームとの共闘で得た“ヨーロッパ王者”の栄誉を正式に授与された。

「これまでのチャンピオンシップのなかで、最も楽しめたシリーズになった。WRCと同じプロモーターが背後にいて、参戦コストに見合った価値という点では、僕のキャリアのなかでもおそらく世界最高のチャンピオンシップだ」と、はるばる南半球から挑戦して勝ち得た王座の喜びを噛み締めた36歳。

「すべてのプロモーション、すべてのライブステージがあり、ここに参戦するラリー2マシンこそがラリーの目玉で、ファンはそれを見たくて現地に行くんだ。だからこそ僕らもラリーの最前線にあるものを重視し、総合的な結果を競おうとしている」と続けたパッドン。

「僕はさまざまな種類、どんな形態のラリーも大好きだが、このチャンピオンシップには速い常連たちがいて、すべてのラリーに地元のスペシャリストが参戦するという事実も好きだ」

「競争はつねに変化しており、それがファンにとって興味深いものになっている。僕らドライバーにとっても、地元の人々が地元のラリーで輝こうとしているという事実が大好きさ。それは僕らに努力すべき何かを与えてくれる。全体のコンセプトが非常にうまく機能しており、シーズンを本当に楽しんだよ」

ニュージーランド出身の新王者ヘイデン・パッドン(ヒョンデi20 Nラリー2)は、アゼルバイジャンのバクーで開催されたFIA国際自動車連盟の年間表彰式に出席
ニュージーランド出身の新王者ヘイデン・パッドン(ヒョンデi20 Nラリー2)は、アゼルバイジャンのバクーで開催されたFIA国際自動車連盟の年間表彰式に出席
最後は車両大破のクラッシュも経験しながら、初のERCフル参戦で欧州王者の称号を手にした
最後は車両大破のクラッシュも経験しながら、初のERCフル参戦で欧州王者の称号を手にした
「このチャンピオンシップには速い常連たちがいて、すべてのラリーに地元のスペシャリストが参戦するという事実も好きだ」とパッドン
「このチャンピオンシップには速い常連たちがいて、すべてのラリーに地元のスペシャリストが参戦するという事実も好きだ」とパッドン

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