来季2024年の“シーズン4”でさらに上を目座すべく難しい決断を下したチームは、新たなラインアップを年明け早々にも発表する予定とし、改めてNEOMマクラーレン・エレクトリック・レーシングのマネージングディレクターを務めるイアン・ジェームスは、ともに戦ったふたりに感謝の言葉を述べた。
「エマ(・ギルモア)とタナー(・ファウスト)のふたりと一緒に仕事ができて本当にうれしかった。彼らは信じられないほど才能のあるレーシングドライバーであるだけでなく、素晴らしい人格者でもあり、毎週のレース週末に参加するのが楽しみだった」と続けたジェームス。
「2年前にマクラーレン・レーシングがこのチャンピオンシップに参加して以来、チームにとってそれは急勾配の学習曲線と困難な旅だった」
「両ドライバーは開発プロセスの重要な部分を占めており、チームとともに成長してきた。レースの結果は、我々がどれだけ到達したかをつねに反映しているわけではないが、エマとタナーの双方がチームの将来の成功に大きく貢献してくれた」
「チームの一員として彼らとの旅を経験できたことは幸運だと感じているし、彼らの将来も楽しみにしている」
同じくスポーティングディレクターのゲイリー・パフェットも「チームを代表して、エマとタナーの過去2年間の素晴らしい仕事に感謝したい」と付け加えた。
「彼らのサポートにより、我々はチャンピオンシップで強力な基盤を確立し、途中ウルグアイとスコットランドで2回の『P2』フィニッシュを確保した。活動してきたなかで、いくつかの課題に直面したことは周知の事実だが、彼らの支援は非常に貴重であり、チーム全員が非常に感謝している。我々としても彼らの今後の幸運を祈っている」
