更新日: 2024.01.15 13:35
ダカールラリー2024は後半戦に突入。ローブがステージ連勝、怒涛の追い上げで総合首位サインツに迫る
二輪部門は、モンスターエナジー・ホンダ・チームのホセ・イグナシオ・コルネホ(ホンダCRF450ラリー)が今大会3度目のステージウインを記録。3分12秒差の2番手には、ハスクバーナ・ファクトリー・レーシングのルチアーノ・ベナビデス(ハスクバーナ450ラリー・ファクトリー)、その20秒後方にはレッドブル・KTMファクトリー・レーシングのケビン・ベナビデス(KTM450ラリー・ファクトリー)が続き、483kmのスペシャルステージにも関わらず、各ファクトリーライダーが集う接戦となった。
総合順位では、モンスターエナジー・ホンダ・チームのリッキー・ブラベック(ホンダCRF450ラリー)が依然首位をキープしている。しかし、2番手のヒーロー・モータースポーツ・チーム・ラリーのロス・ブランチ(ヒーロー450ラリー)とは驚異の1秒差となっており、折り返しを迎えたダカールラリー2024の優勝争いは、まだまだ勝利の女神に占われている真っ最中だ。3番手には、ステージ優勝を重ねて追い上げているコルネホがつけている。
日本勢は、日野600シリーズでトラック部門に挑む菅原照仁(日野チームスガワラ)が今大会2度目のステージ7番手タイムを記録し、部門総合順位は8番手をキープしている。トヨタ・ランドクルーザーGRスポーツで市販車部門に参戦するチームランドクルーザー・トヨタオートボデーは、ロナルド・バソが8時間37分23秒でステージを走破し、チームメイトの三浦昂が1時間11分46秒差のクラス2番手で続いた。部門総合順位では三浦が首位、バソが2番手でワン・ツーとなっている。
1月15日(火)に実施されるステージ8は、アル・ダワドミから北東のハイルへ移動する678km、そのうち458kmのスペシャルステージで争われる。