そのエクストロームにとってグティエレスは新たなチームメイトとなるが、今季年明けも含めラリーレイドの会場で時間を共有した経験もあり、見知らぬ人ではないどころか「非常に感銘を受けるドライバーの筆頭」だと明かす。
「彼女は非常に賢くて速いことを証明しており、僕にとってはモータースポーツ界でNo.1の女性ドライバーの地位を確立していると思う」と続けたエクストローム。
「ラリーレイドの世界では、彼女は自分自身を適切に位置づけており、賢明なドライブと判断を重ねてきた実績がある。彼女とクルマを共有し、僕自身も何が学べるか確認することを楽しみにしているし、彼女がアドバイスを求めているのであれば喜んで手助けしたい」
そう評価された『第46回ダカールラリー2024』の“チャレンジャー(T3)クラス”総合優勝のグティエレスも、エクストロームがチームにもたらす価値を「よく知っている」と応じた。
「彼は本当に印象深い。ドライブしたクルマを大幅に改善して進化させるから、ダカールのすべてのベストチームが彼を自分たちのチームに加えることを望んでいる。そのことを私は長い間この目で見て知っていたの」
改めて名門チームのエースに就任した元DTM“2冠”王者は、マクラーレンでの生活の始まりについて語るとともに、新シーズンへの意欲を示す。
「クリスティーナも僕も、ダカールプログラムでとても忙しかった。モロッコでラリーをやって、その後はフィットネストレーニングをして、ダカールからは10日間の休みを取ったから、正直あまり準備はできていない」
「でも、ここからスタッフと準備期間を設けて“合宿”をし、定期的なセットアップと準備、チーム全体の運営など週末を細分化して『楽しいけれど退屈な作業』が間もなく始まる。詳細を調べ、僕らがどれだけうまくできるかを見てみよう」
同じく、昨季はチーム史上最高の3勝を挙げたヴェローチェ・レーシングは、ケビン・ハンセンとモリー・テイラーのコンビを継続。こちらも元F1王者のニコ・ロズベルグ率いるロズベルグXレーシング(RXR)も、チャンピオンを獲得したヨハン・クリストファーソンとミカエラ・アーリン-コチュリンスキー続投で、タイトル防衛とシリーズ連覇に挑む。

