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「チップ・ガナッシ・レーシングとゼネラル・モーターズのシリーズでの3年間に、最大限の感謝を表したい」と語るのは、おなじみシリーズ創設者兼CEOを務めるアレハンドロ・アガグ。

「ゼネラルモーターズは、我々の電動レーシングシリーズの重要な大使だった。 しかし水素燃料電池の未来に向け移行するなかで、彼らが現在の電動モビリティ市場での取り組みに集中するのは論理的な動きだ。我々は彼らの将来の努力が成功することを願っているし、FIAチャンピオンシップとして世界初の水素燃料レースに移行する際には、彼らがシリーズに戻ってくることを期待している」

 同じく2025年のエクストリームH移行を睨み、以前はXITEエナジー・レーシングとして参戦していたエントリー枠を引き継ぎ、ティモ・シャイダーやクリスティーナ・ジャンパオリ・ゾンカ、リア・ブロックらを擁したカール・コックス・モータースポーツも、2024年の活動休止を表明した。

「私は自分には開拓者精神があると思いたい。だからこそ音楽からモータースポーツに至るまで、私はつねにドアを開け、そこへチャレンジしようと自分自身を追い込んできた」と、世界的スターDJでもあるカール・コックス。

「2025年の水素燃料電池による新しい時代に、我々カール・コックス・モータースポーツが参戦するよう招待されたことは、未来への飛躍のように感じる。ここからの12カ月間にわたって、引き続きエクストリームEファミリーと緊密に協力し、画期的な新車でチャンピオンシップのキャンペーンを開始する準備を進めていくつもりだ」

 その新規参戦初年度にエースを務めたシャイダーは、同じく昨季終了直後に撤退を発表したアプト・クプラXEに所属していたクララ・アンダーソンとともに、新チームのサン・ミニミールを立ち上げてエントリーし、一方のブロックはウイリアムズF1の開発ドライバーとしてフルタイムでオープンホイールレースに移行。その一環として、彼女はF1アカデミーにARTグランプリから出場することになる。

ティモ・シャイダーやクリスティーン・ジャンパオリ・ゾンカ、リア・ブロックらを擁したCarl Cox Motorsportも、2024年の活動休止を表明した
2024年の”チャンピオンシップドライバー”には、そのクリスティーナ・ジャンパオリ・ゾンカ(左)とパトリック・オドノヴァンの就任も発表されている

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