「こうして2024年のWorldRX世界ラリークロス選手権カレンダーを正式に発表できることをうれしく思う。このスケジュールをまとめるのに多大な労力が費やされたが、関係者全員の努力と支援に感謝しなければならない」と語るのは、シリーズを運営するラリークロス・プロモーターGmbHのマネージングディレクターを務めるアーネ・ディルクス。

「ホーリエス、モンタリグレ、メテなどラリークロスの伝統的な人気イベントの組み合わせに加え、ヨーロッパ選手権のふたつの素晴らしいイベント、フランスへの回帰とニーラドの昇格は同地にとって非常に当然の帰結であり、オーストラリアへの初訪問を含め、我々は真にグローバルで魅力的なカレンダーを保持している」

「ドライバーたち競技者とファンの欲求を同時に刺激することは確実であり『テクノロジーの戦い』がスタイリッシュに始まる、画期的なシーズンになるはずだ」

 その内燃機関モデルに関しては、現WorldRX世界ラリークロス選手権王者のクリストファーソン・モータースポーツ(KMS)ことフォルクスワーゲン・ディーラーチーム・バウハウスが、すでに2台の新型『フォルクスワーゲン・ポロ』を“新造”していることを表明済み。また、昨季のイギリス戦で発生した火災事故を起因とし、競技での使用が見送られている電動モデルにとっても復活を掛けたシーズンとなる。

「我々としても、昨年の夏以来初めてRX1eマシンが実戦復帰するのを楽しみにしているし、グリッド上に登場する持続可能な燃料を使用したICEモデルとどのように比較できるかを知りたいと思っている。誰もが知るように、ラリークロスでは勝負に対して手を抜くことは絶対にありえない。情け容赦ない真剣勝負になるはずだ」と続けたディルクス。

「さらに先を見据えて、我々はすでに来季(2025年)の計画を最終決定する一歩進んだ段階にあり、主要な新規市場からの関心もさらに高まっている。やがて2025年のWorldRXの日程を確認し、提案できることも楽しみにしているよ」

■WorldRX世界ラリークロス選手権2024年カレンダー

ラウンド 開催日 開催地
Rd.0 6月8~9日 フランス/エッセイ(ユーロRX1)
Rd.1 7月6~7日 スウェーデン/ホーリエス
Rd.2 7月27~28日 ハンガリー/ニーラド
Rd.3 8月17~18日 ベルギー/メテ
Rd.4 9月7~8日 ポルトガル/モンタリグレ
Rd.5 11月30日~12月1日 オーストラリア/TBA

競技での使用が見送られている電動モデルRX1eにとっても復活を掛けたシーズンとなる
過去2シーズンにわたってEuroRX1開幕の地として機能してきたハンガリーの”赤い大釜”ことニーラドが、初めて世界選手権カレンダーに昇格する

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