更新日: 2024.03.31 11:23
「ここはサファリ・ラリー・ケニア」ほぼ全車にトラブルのデイ3は「準備が報われない」と嘆き/WRC第3戦コメント
Translation:AKARAG
●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合首位
「今日は、大きなリードを築いて一日を終えることができて嬉しい。今朝はミスをせず、安定したペースで慎重に走るつもりだったんだ」
「スリーピング・ウォリアーのステージ(SS10/13)では多くの選手がトラブルに見舞われたが、自分は非常にうまくペースをコントロールでき、いいタイムを出すこともできた。荒れていたりトリッキーな場所ではプッシュせず、ただリスクを管理しながら走ったんだ」
「また、運も少し味方してくれたので、結果的にすべてがうまく行った。ひとつひとつの石を避けながらのドライビングは、必ずしも楽しいとはいえないものだったけれど、ここまでのところその努力は報われている。明日もまたタフな一日になると思うが、最後までしっかり仕事をやり遂げるつもりだよ」
●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合4番手
「あまりいい一日ではなかった。それでもクルマのフィーリングは昨日よりは少し好転していたし、ペースも悪くなかったので良い点もあったね」
「けれど、一日に3回もパンクをしてしまったことで、大きく後退することになったのは事実だ。望んでいた結果ではないし、貴重なチャンスを逃してしまったようにも思う」
「明日はできるだけ多くのポイントを獲得できるように努力する必要があるが、日曜日も長く難しい一日になる。ポイントを獲得するためには最後まで走り切らなければならないので、とにかくドライビングに集中して自分たちに何ができるのか様子を見たい」
●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合2番手
「最初のステージでベストタイムを記録することができ、今日はいいスタートを切りました。クルマのフィーリングは良く、それほどハードにプッシュしなくてもタイムは良かったので、とても満足しています」
「スリーピング・ウォリアーのステージは、特に終盤の新しいセクションがきっと大変だろうと予想していました。石がランダムにごろごろ転がっていただけでなく、草に隠れて見えない石も多くあり、残念ながら、かなり大きな石に当たってしまいました」
「問題が起こらないように、注意して走っていただけに非常に残念でしたが、ほとんどの選手がそのステージで何かしらのトラブルに見舞われていました。しかし、全体的にはここまでの結果に満足しています。明日はクルマをフィニッシュまで運ぶことが何よりも重要ですが、チームにさらなるポイントをもたらすことも可能だと思っています」