更新日: 2017.04.08 19:43
ラトバラ「まだ学んでいる最中で6番手は現実的」/WRC第4戦フランス デイ1コメント
■シトロエン/シトロエン・レーシング
●クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC):デイ1総合1番手
「このコースでシトロエンC3 WRCを走らせるのは本当に楽しかった」
「ラリーは、まだ終わりにはほど遠いけど、今日の結果は事前テストでハードワークをこなしてくれたチームへのご褒美だね」
「今日は1日を通してうまくいった。特に午後のアップデートでは、コース上に撒かれた土や砂利、早くすり減ってしまうタイヤに対応しなければならなかったからね」
「トップに立てて、とてもいい気分だけどリードはほんの少しだから慎重にならなければいけないかな」
●クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC):デイ1総合4番手
「いい1日だったと思う。僕たちは表彰台からすごく遠いわけじゃないからね」
「エンジニアのアドバイスで、ブレーキングのアグレッシブさを抑えるため、ターマック(舗装路)でのドライビングスタイルを完全に変えたんだ。効果は出ているようだけど、まだ改善の余地がある」
「デフのセッティングも調整してみたけれど、うまくいったと思う。すべて順調だよ。C3 WRCはこうしたコンディションでドライブするのに本当にいいマシンだ」
●ステファン・ルフェーブル(シトロエンC3 WRC):デイ1総合8番手
「重要なのは、僕たちが設定した目標に向けて、一貫性のある走りで1日しっかり走りきったことだ」
「たしかに僕はこのラリーで経験不足を感じているし、苦しんでもいる」
「ピエトロセラ(SS1、3)の最初の7キロだけが、誰にとっても初めてのコースで、僕が上位のドライバーと競える唯一の場所だった」
「このラリーは攻めどころと守りどころの調整が難しい。プッシュしすぎると、よりアンダーステアになってしまう。誰も好き好んでそうしたいわけじゃないからね!」
■トヨタ/TOYOTA GAZOO Racing WRT
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC):デイ1総合6番手
「悪くはない1日だったが、自分のドライビングには満足できていない。特に、路面が濡れていたり、滑りやすいところでは少し慎重に走り過ぎたんだ」
「ただし、そういうコンディションは、もともと自分にはあまり合っていないから、それほど心配はしていないよ」
「主にブレーキングと加速時にタイムを失っていて、増加したエンジンパワーと、アクティブセンターデフにまだ慣れていないことが問題だと思う」
「今シーズンは良いスタートを切ったが、まだまだ多くのことを学び、テストを続けている段階だ」
「そうした状況を考えると6番手は現実的な順位だと思う。それでも、クルマは高いポテンシャルを備えているので、明日はさらなる改善に努めるつもりだよ」
●ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC):デイ1総合68番手
「とても残念な結果になってしまい、落胆している」
「橋に差しかかる少し手前で路面の状態が変わり、ブレーキングのタイミングがずれた結果、オーバースピードでコーナーに入り、ラインがワイドに膨らんでしまった」
「クルマの右リヤが橋の欄干に当たり、漏れ出たダンパーのオイルに火がついてたんだ」
「すぐに消火しフィニッシュを目指したけれど、前後のタイヤがパンクしていた」
「他の選手と同じようにスペアタイヤを1本しか搭載していなかったから、クルマにダメージを与えないためにも残りの走行を諦めなくてはならなくなった」
「自分たちにとってはよくない1日になってしまったが、明日は再出走できると信じているよ」