●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ1総合8番手
「ポルトガルは多くのファンが集まるから、その光景を目にすることができて嬉しい。今晩のステージはターマック(舗装路)で、ドーナッツターンもあったが、明日のためにタイヤを残しておく必要があったので難しいスタートになった」
「タイヤのことを頭の片隅に置いて走らなくてはならなかったため、楽しむのは簡単ではなく、明日に向けてとにかくクリーンに走り切った。ここはタフなラリーだが、とくに金曜日はミッドデイサービスの設定がないのでなおさらだ。自分たちは出走順が早いので、ステージ1回目の走行はきっと難しい状況になるだろう。タイヤのマネージメントが鍵を握るはずだから、とにかくクリーンな走りを心がけて最大限の力を発揮したい」

●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ1総合5番手
「ポルトガルに戻ってくることができて嬉しい。自分にとっては前に良い結果を残したこともある大会だが、今年は厳しい戦いになりそうな予感がする。それでもベストを尽くし、できるだけ多くのポイントを獲得したい」
「シェイクダウンはとてもうまく行き、クルマは走り始めから非常にいいフィーリングだった。小さな問題が起こった場面もあったが、無事に解決したのでラリーに向けては準備万端だ。今晩の最初のステージは、ファンにとっていいショーになったと思う。明日の朝は、今日使ったグラベルタイヤで長い距離のグラベルステージを何本か走らなくてはならないから、できる限りセーブすることを心がけたよ」

●セバスチャン・オジエ(#17 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ1総合2番手
「ポルトガルに戻って来ることができてハッピーだ。ファンの大きな声援を受けながら走るのは、今シーズンのハイライトだ。みんなのためにも素敵なショーを見せたい。今日のステージは、明日のためにタイヤを温存することが重要だったので、タイムを大きく失わずにいいバランスで走れた」
「ドライバーの多くがここポルトガルのステージを熟知しているが、何が起こるかは分からない。とくに、ステージを2回目に走行する際はかなり路面が荒れているのでなおさらだ。今回も面白いラリーになるだろうし、明日はいい出走順で走ることができるので、そのアドバンテージを最大限活かしたいと思う」

●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ1総合3番手
「ポルトガルは好きなラリーのひとつですし、スタートの瞬間を楽しみにしていました。今回はとにかくベストを尽くし、最初から最後まで攻め続けるつもりです。朝のシェイクダウンはとても順調でした。いろいろなことを試すことができましたし、クルマもいいフィーリングでしたが、明日は異なるコンディションに対峙することになるでしょう」
「ポルトガルのファンはラリーに対する情熱に満ち溢れ、そのエネルギーに包まれながらスーパーSSを走ることができて素晴らしい気分です。ところどころ非常に滑りやすくなっていて少し驚きましたし、タイヤにも厳しいステージでしたが、大勢のファンの皆さんが今晩のショーを楽しんでくれたことを願っています」
