●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイリタイア
「今朝は良いスタートを切ることができた。クルマのセットアップのフィーリングは昨日よりも良く、最初のステージではいいタイムを出すことができた。しかし、二本目のステージの比較的直線的な区間でブレーキングポイントを見誤り、コースから飛び出してしまった」
「そのひとつ前のコーナーでペースノートに少し不可解な部分があり、多分そのことを考えていたためブレーキングポイントがずれてしまったのだと思う。それでも最終的にミスをしたのは自分であるし、スタートから調子が良く、いい一日になるかもしれなかっただけに非常に残念だ。こうなった以上、明日はチームのためにベストを尽くして戦いたいと思う」
●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合6番手
「自分たちの出走順を考えると、今日は一日を通して難しい戦いが続くだろうと覚悟していた。ただ単にペースを上げても順位を挽回するのは難しい状況だったので、クルマを理解して、いいフィーリングが得られるようにすることに専念し、セッティングを少し変えながら明日に向けてより良いクルマに仕上げようと試みた」
「その結果、改善が見られた部分もあったが、そうでないところもあり、バランスについてはまだ少し苦労している。ただ、少なくとも出走順については明日は良くなるはずなので、チャンスはあると思っているし、ベストを尽くして戦う必要がある」

●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイリタイア
「予想していたように、今日のステージは路面に砂が多くありました。それでもクルマの調子は良く、気持ちよく運転することができていました。最初の二本のステージに関しては、ペースをコントロールしながら走っていましたが、リズムはあまり良くありませんでした」
「しかし、三本目のステージはフィーリングが非常に良く、すべてをコントロールできているように感じられたので、序盤から攻めていきました。ところが、あるコーナーでわずかにラインが外れ、少しワイドに膨らんでしまい外側の土手にぶつかってしまいました。そこまでペースは良かったですし、さらにプッシュできるくらいの余裕もあったので、とにかく残念でなりません」
「この状況を受け入れるのは難しいですが、これがラリーというものです。何が悪かったのかをきちんと理解した上で、前に進むしかありません。まだ明日もあるので、プッシュし続けるつもりです」
●セバスチャン・オジエ(#17 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合首位
「自分たちにとってはいい一日だった。今朝はこれほど色々なことが起こるとは思っていなかったし、残念なことにチームは2台を失ってしまうなど、トリッキーな一日になった。それでも自分の走りの安定性には満足しているし、いくつか重要な場面ではプッシュすることもできた」
「午後のステージは非常に厳しく、最初の二本では少しタイムを失ったが、三本目のステージでプッシュするのが自分たちのプランだった。そして、ラッキーなことにその計画はうまく行き、ふたたび差を少し拡げることができた」
「明日は、この仕事をしっかりと終わらせなくてはならない。リラックスできるほどの大きなタイム差ではなく、まだ長い距離が残っているし、新しいセクションもいくつかあるので、最後まで気を緩めることはできない」
