●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合4番手
「長くてタフな一日だった。あるステージでは、他よりも速く走ることができていたと思う。とくに少し道幅に余裕があり、路面が砂っぽくなっているステージは自分たちに比較的合っていたようだ」
「しかし、道幅が狭くきついコーナーが続くようなところでは、まだ少し苦労している。ライバルも苦戦していた状況で自分たちが走り切れたのは良かったし、その結果順位を上げることができた。もちろん、ポイントを獲得するためには明日も最後まで走り切らなくてはならないが、うまくいけばより多くのポイントを得られるかもしれない」

●セバスチャン・オジエ(#17 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合首位
「全体的に素晴らしい一日だった。ただ、ステージは非常に荒れていて本当に大変だったよ。とくに午前中のステージは、これまで経験してきたなかでもっともラフなコンディションで、あまり楽しく感じられなかったほどだった。とにかく生き残ることがすべてだったし、とくに最初のステージでタイヤを1本失っていたので、午前中を無事走り切ることができて良かったよ」
「午後は状況が一変し、走っていてとても楽しく感じることができた。走る喜びが戻ってきたことで、心からエンジョイすることができたし、タイム差をつけることもできたので、今夜はとてもポジティブな気分だ。明日もまだ荒れた路面に遭遇するかもしれないが、それなりのスピードを保ち、今日と同じアプローチで臨む必要がある」

●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2リタイア総合40番手
「午前中はすべてが順調でした。とてもラフなステージが続くループで、とくに最後のステージはクルマにとって非常に過酷でタフなものでした」
「それでも総合3番手まで順位を上げることができたので、良い位置につけていたと思います。しかし、午前中最後のステージで異音が聞こえ始め、トランスミッションに問題があることに気がつきました」
「通常のミッドデイサービスであれば修理をできたかもしれませんが、タイヤフィッティングゾーンではそれほど多くの作業をできず、トライはしたのですが午後最初のステージで症状がさらに悪化し、クルマを止めざるを得ませんでした。とても厳しい状況ですが、これがラリーなので、前を向いて進むしかありません」
