更新日: 2024.09.07 12:08
クラッシュ、パンクにエンジントラブル。「もう何をすべきなのか……」/WRCギリシャ デイ1コメント
Translation:AKARAG
●セバスチャン・オジエ(#17 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ1総合4番手
「午前中のステージは満足のいく内容だった。2番手という出走順から、自分たちができることはすべてやったと思っている」
「路面はかなり滑りやすかったので、首位に立ち続けられたことはちょっとした驚きだったが、ソフトタイヤを他よりも多く選択するという戦略が功を奏したのだと思う。また、ドライビングのリズムもかなり良かった」
「午後も引き続きすべて順調で、フィーリングも良好だった。しかし、最後から2本目のステージの終盤でパワーが落ちてしまった。自分たちにできることはあまりなかったが、タイムロスを最小限に抑えて午後のループを終えることに専念したよ。チームにとっては厳しい一日となったが、まだ明日と日曜日の長い2日が残っているので、最後まで諦めるつもりはない」
●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ1総合20番手
「今朝は最悪のスタートとなってしまった。まず、最初のステージでパンクをした。大きな突き上げがある路面だということは分かっていたので、減速しようと試みたが充分ではなかった」
「そしてステージの終盤に向けてはパワーが落ちてしまった。原因がはっきりとはわからなかったが、チームはミッドデイサービスで問題を解決してくれた。タイムを多く失ってしまったので、今は非常に難しい状況にあることは間違いない」
「しかし、明日はクルマに関していくつかのことを試し、フィーリングを確かめるチャンスなので、とにかく長い一日を乗り切ることが何よりも重要だろう」
●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイリタイア
「朝はかなり良いスタートを切ることができました。クルマのフィーリングも良く、SS2では無理をせずともベストタイムを記録することができました。もちろん、出走順による多少のロードクリーニング効果もあったと思いますが、全体的には満足できる内容でした」
「そして、SS3でも同じように走り続けたのですが、残念ながら、ツイスティな林道セクションでペースノートの情報を誤解してしまいました。コーナーに差し掛かかった時、自分が思っていたことと状況が異なっていたため、コーナリングラインがワイドに膨らんでしまい、クルマの右リヤにダメージを負ってしまいました」
「本当に辛い瞬間でしたが、前を向いて進み、努力し続けるしかありません」