更新日: 2024.09.09 11:38
全車にアクシデント発生の悪夢。「限界で攻めずに耐えた」と勝者ヌービル/WRCギリシャ 最終日コメント
Translation:AKARAG
●セバスチャン・オジエ(#17 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合16位
「週末を通して全力を尽くした。多くの物事を正しく進め、クルマのフィーリングもペースも良かったので、最後のステージまで全力で戦い続けた」
「残念ながら、最終ステージをスタートして1kmほど走ったところでパンクしてしまい、次のコーナーでブレーキのタイミングが遅れて横転してしまった。幸いにもクルマを修理してサービスに戻ることができたので、チームに数ポイントをもたらすことはできた」
「とても奇妙な週末で、ほぼ完璧だったと思うが、ラリーは最後まで走り切らなければ意味がない。あまりリスクを冒したくないラリーで、リスクを冒すためには運も必要だが、今回は運が味方してくれなかったみたいだ」
「それでも、こうして戦い続けていることには満足している。限界までプッシュするのは楽しいことで、クルマの運転も楽しんでいる。それでも、長年ラリーを戦ってきて、思い通りにならないことも時々あると充分あるのだと理解している。この後は残る3戦に出場するので、ベストを尽くして戦い続けるよ」
●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合18位
「困難な日々が続いたこの週末、今日も思うように行かなかった。残念ながら、明らかにスピードが不足していたように思う」
「いくつかのセクションや場面では、悪くないパフォーマンスを発揮できていたが、それでも不安を感じることなくプッシュできる、という感じではなかった。厳しい2日間を過ごした後だったので、クリーンにラリーを終わらせようとし過ぎたのかもしれない」
「ここ最近はうまくいかないことが多く、大きな失望を感じているので、正しい軌道に戻らなければならない。やるべきことはまだ残っている。次のイベントには、また新たな気持ちで臨みたいと思う」
●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合30位
「とてもタフなラリーでした。最終日の今日も、いくつか難しい場面がありました。ステージはかなり荒れていて、パワーステージではできるだけ多くポイントを獲得しようと試みたのですが、残念ながらパンクしてしまいました」
「きっと、それによってより多くのポイントを獲得するチャンスを逃したと思います。自分たちにとっては残念な週末となり、チームに申し訳なく思っています」
「ラリーの序盤はクルマの調子も非常に良かったのですが、自分の小さなミスですべてが終わってしまったので、今後はもっとうまく仕事を進めなくてはなりません」