●ハリー・ベイツ(GRヤリス・ラリー2/JN-1クラス2位)
「素晴らしい週末になったよ。初めて参戦するラリーでいろいろな経験ができたし、ポディウムにも上がって、トヨタにこのリザルトを持ち帰ることができて、とても嬉しいよ」
「土曜日の午後はクルマにトラブルも出たけど、それがなければ新井大輝選手と、もっと接戦ができていたと思う。私のクルマを担当してくれたメカニックたちはみんな素晴らしく、今回の日本での参戦を支えてくれた」
「北海道のSSはすごく楽しめたし、轍(わだち)がすごく深く、轍にしっかり入ってアタックするのが楽しかったよ。そして応援してくれたファンのみんながとても印象的だった。たくさんのオーストラリア国旗が振られているのを見て、自分をとても歓迎してくれていると感じたよ。ラリーファンのみなさん、ありがとう」
●眞貝知志(GRヤリスGR4ラリーDAT/リタイア)
「前戦で感じたDレンジでの要改善点が、4WDの制御と合わせて良く動くようになってきて、ほぼすべての場面で思いどおりの変速をしてくれるようになってきました」
「初日のSS6まではクルマの調子も良く、気持ち良く走ることできましたが、SS6後のリエゾン区間でオイルが漏れているのを確認し、SSの残りの距離とクルマへのダメージを考えて、デイ離脱をした方がいいだろうと判断しました」
「その夜にはチームにしっかり修復してもらい、翌朝は問題なくスタートできたのですが、最終SSでクルマの警告灯がつき、リタイアを決めました。結果は残念ですが今回の学びは今後のターマック(舗装路)ラリーにも還元できると思いますし、次戦でもDレンジをしっかりと活用したいと考えています」
●大竹直生(GRヤリスGR4ラリー/リタイア)
「SS2の序盤でアウト側に膨らんで、転倒してしまいました。ダメージはあったのですが、そのまま走り続けることができましたし、皆さんに修復していただいて初日を終えることができました」
「トラブルが出なかったステージでは良いタイムで走ることもでき、初日5番手という結果には、悔しさもありましたが、スピード的には満足の行くところだったと思います」
「2日目最初の池田SSを総合3番手のタイムで走れたのはうれしかったです。音更のSSでもクルマと対話しながら、順調に走ることができました。残念ながら、最終SSでマシントラブルから出火し、リタイアとなってしまいました」
「オーストラリア選手権ではハリー(・ベイツ)さんたちに、すごく助けていただいたので、今回は僕たちがホスト側になって、協力することができました。ハリーさん自身も楽しんでくれたようで、僕もうれしいです」