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投稿日: 2024.09.11 14:16
更新日: 2024.10.01 14:30

横浜ゴムの『アドバン』『ジオランダー』装着車が、ラリー北海道2024の計4クラスで優勝飾る


ラリー/WRC | 横浜ゴムの『アドバン』『ジオランダー』装着車が、ラリー北海道2024の計4クラスで優勝飾る

2024年9月10日
プレスリリース

横浜ゴムの『ADVAN』『GEOLANDAR』装着車がJRC全日本ラリー選手権第7戦、XCRスプリントカップ北海道第4戦の『2024 ラリー北海道』において計4クラスで優勝

 横浜ゴム(株)のグローバルフラッグシップタイヤブランド『ADVAN(アドバン)』およびSUV・ピックアップトラック用タイヤブランド『GEOLANDAR(ジオランダー)』装着車が全日本ラリー選手権の第7戦と、併催されたXCRスプリントカップ北海道の第4戦となる『2024 ラリー北海道』において、それぞれ2クラスで優勝しました。レースは9月6日から8日に北海道十勝地方で開催されました。

 全日本ラリー選手権で優勝したのは、JN-3クラスの山本悠太選手/立久井和子選手組(Sammy K-one ルブロス YH GR86)、JN-4クラスの内藤学武選手/大高徹也選手組(YH TEIN アーリット スイフト)です。

 両チームはグラベル(未舗装路)で高い戦闘力を発揮するよう設計したラリー・ダートトライアル用タイヤ『ADVAN A053(アドバン・エイ・ゼロゴーサン)』を装着しました。両チームはともに2023年の同クラスシリーズチャンピオンを獲得しており、今年度の連覇を狙い参戦しています。

 なお、最高峰クラスのJN-1に参戦した奴田原文雄選手/東駿吾選手組(ADVAN KTMS GRヤリスラリー2)は2戦連続で3位を獲得しました。

 XCRスプリントカップ北海道で優勝したのは、XC-1クラスの惣田政樹選手/猿川仁選手組(ジオランダーブラV・SFランドクルーザー)、XC-2クラスの番場彬選手/梅本まどか選手組(CUSCO YHジオランダー HILUX)です。第3戦で優勝したXC-3クラスの塙郁夫選手/佐竹尚子選手組(岩手トヨタ GEOLANDAR ライズ)は2位を獲得しています。

横浜ゴムの『アドバン』『ジオランダー』装着車が、ラリー北海道2024の計4クラスで優勝飾る
左からジオランダーA/T4、アドバンA053、ジオランダーX-AT

 横浜ゴムは2024年5月に発売した新商品で、オンロード性能とオフロード性能を高次元で両立したオールテレーンタイヤ『GEOLANDAR A/T4(ジオランダー・エイティフォー)』および、よりアグレッシブなオフロード性能とデザインを実現したオールテレーンタイヤ『GEOLANDAR X-AT(ジオランダー・エックスエーティー)』を供給しました。番場選手は2022年と2023年に同クラスのシリーズチャンピオンを獲得しており、今年度3連覇を狙って参戦しています。

 全日本ラリー選手権は国内ラリー競技の最高峰シリーズで全国各地を舞台に全8戦開催され、『ラリー北海道』および前回の『ARKラリー・カムイ』はグラベルコースとなっています。XCRスプリントカップ北海道は北海道を舞台に全6戦開催されるクロスカントリーカーやSUVで競うスプリントラリーです。
 
 なお全日本ラリー選手権、XCRスプリントカップ北海道の『ARKラリー・カムイ』ではそれぞれ3クラス、2クラスで優勝しています。

 横浜ゴムは2024年度から2026年度までの中期経営計画『Yokohama Transformation 2026(YX2026)』(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーロク)のタイヤ消費財戦略において高付加価値品比率の最大化を掲げ、グローバルフラッグシップタイヤブランド『ADVAN』、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド『GEOLANDAR』、『ウインタータイヤ』、そして18インチ以上のタイヤの拡販に取り組んでいます。その中で、モータースポーツ活動を『ADVAN』『GEOLANDAR』のブランド価値向上の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまでグローバルでの多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦しています。


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