●セバスチャン・オジエ(#17 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合首位
「一日を通してかなりの接戦が続いたが、満足しているよ。今朝はトリッキーなコンディションになったが、我々は安定した走りができていたように思う」
「ループの1本目のステージでは午前、午後ともオット(・タナク)が非常に速かったので、すぐに反撃しなくてはならず、とくに午後は、ふたたびリードを拡げるために全力を尽くした。一日の最後の2本のステージではさらにプッシュしたが、5秒という差はそれほど大きなアドバンテージではないので、明日も同じようなアプローチが必要になるだろう」
「自分たちにとって6カ月ぶりのターマックラリーであることを考えると、ここまでのところ良い週末になっていて、クルマも好調だと言える。土曜日を終えた時点での順位により、マニュファクチャラー選手権でも追い上げているので、明日もさらにポイントを獲得できるように頑張りたい」

●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合3番手
「昨日よりもさらに変化に富んだコンディションの道で、堅実に戦うことができた一日だったと思う。とくに午前中は霧によって路面がかなり湿っていたので、非常に難しいコンディションだった」
「我々のルートノートクルーが走った後、自分たちが走るまでの間にかなりコンディションが変化していたので、我々自身の判断で対処せざるを得なかったところもあったが、タイムを見る限りそれほど悪くなかったようでよかったよ」
「午後はコンディションがドライになっていったが、それでも道は泥でかなり汚れていて、あまりうまく対処することができなかった。マージンはかなり少なく、そこで少し遅れをとってしまった。それでも、チームにとってはいい一日になったので、明日もさらなるポイント獲得を目指して戦い続けるよ」

●サミ・パヤリ(#5 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合6番手
「今日はとても楽しむことができたよ。午前と午後ではコンディションがやや異なり、午後は路面が乾いていったのでグリップが良くなっていったんだ。しかしそれは、新たに学ばなくてはならない、異なるチャレンジでもあった」
「とにかくトライして頑張るしかない状況だったが、ラリー1カーでそうするのは非常に大変なことなんだ。上位の選手たちは非常に速くハイペースだが、初めてのターマックラリーでここまで近づくことができているので満足しているし、改善に向けて多くのアイデアがあると思う」
「すでにラリー中に改善を進めていて、とてもうまくいっているし、自信も順調についてきている。明日、このクルマでさらに4本のステージを走るのが楽しみだ」

●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ3総合5番手
「今日もクリーンに一日を走り切ることが目標でした。午前中は、路面が頻繁に変化しグラベルが路面に出ていた最後のステージを除くと、うまくいきました」
「その最後のステージでは、コーナーでブレーキング中にグリップが充分でないことに気づいたので、あえてそのまま真っすぐ行くことにしました。草の上を長い時間滑走しているように感じましたが、問題を抱えることなく道に戻ることができました」
「午後のループは、路面がかなり乾いたので走りやすくなり、クリーンに走り切ることができました。明日は、まず最初の2本のステージで良い走りをして、パワーステージで何ができるか様子を見るつもりですが、自分がするべき仕事はチームのために戦うことです」
