勝田貴元、母国戦で初優勝なるか「本当に楽しみ。きっとチャレンジングなラリーになる」/WRC日本 事前コメント
Translation:AKARAG
●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「トヨタの一員として日本で走る時は、いつも温かく歓迎してもらっている。もちろん、それには僕たちが良い結果を出すことに対する大きな期待も込められているが、それに応えることはできるはずだ」
「我々にはまだ、マニュファクチャラー選手権での戦いが残されている。たとえ困難な課題が待ち構えていても全力を尽くして戦い、最高のチャンスを手にしたい。昨年の結果を再現することが、間違いなく今回の目標だ」
「昨年は雨が多く、大量の落ち葉が路面を覆うと非常に難しいコンディションだったが、今年もそうなる可能性はある。また、路面が乾いていたとしても、コーナーの多さで知られるコルシカ島よりもテクニカルで曲がりくねった道のため、ペースノートとステアリング操作の両方で非常に大変かつ、忙しいイベントとなるだろう」
●セバスチャン・オジエ(#17 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「ラリージャパンに行くのはいつだってエキサイティングで、とくに今年はマニュファクチャラーズタイトル獲得に向けてまだ戦いが続いているので、なおさらだ」
「我々は理想的なポジションにいるわけではないので、チームとしてはほぼ完璧な週末にすることが必要だが、決して手の届かない目標ではない。最近のパフォーマンスは良好なので、自分としては運を好転させて速さを良い結果に変えたいと思う」
「日本の森のステージはとても難しく、コンディションはどうなるか分からない。とくに今年は、前年よりも一週間遅い開催なのでなおさらだ」
「もちろん、トヨタのドライバーとして日本ではつねに大きなサポートを感じているし、それはとても嬉しいことだ。ファンの皆さんが期待しているような、良い結果を残せるように頑張りたい」
●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「ラリージャパンを本当に楽しみにしています。もちろん、ホームラリーでは通常とは異なるプレッシャーをつねに感じますが、それは良い意味でのプレッシャーです。家族や友人、ファンの皆さんの前で走れると思うと、とてもワクワクします」
「昨年はクルマのフィーリングが非常に良く、ひとつのミスを除けばいい週末だったので、今年は良い結果を出せるよう頑張ります」
「もっとも重要なのは状況とコンディションを見極め、セントラル・ヨーロピアン・ラリーの時のように、自信を持てる時に自分のパフォーマンスを最大限発揮することです」
「きっとチャレンジングなラリーになるでしょうが、路面がウエットでもドライでも自分としてはまったく問題はありません。とにかくベストを尽くし、良いパフォーマンスを発揮したいと思います」