「アルベール2世公殿下の環境問題に対するリーダーシップは、私たち全員に刺激を与えている。エクストリームHに対する彼の支援は、水素イノベーションが世界で最も差し迫った課題のいくつかに対する解決策を解き放つことができるというメッセージを強化する。本日の象徴的なモナコでのドライブは、水素の変革の可能性を証明するものだ」
モナコ水素アライアンスは、水素技術の主要な利害関係者、業界リーダー、政策立案者を集め、水素ソリューションへの世界的な移行を加速することを目指しており、最先端のエンジニアリングとモビリティと技術の進歩を促すパイオニア25は、このビジョンを象徴する存在となる。
「モナコ水素アライアンスの活動に対する殿下の揺るぎない支援は極めて重要であり、モナコ公国が再生可能水素をめぐる世界的な活動の中心地として台頭していることを強調している」と続けたのは、同組織の創設者兼会長であるジョン・ロサント。
すでに過去3シーズンのエクストリームEに匹敵するテストマイルを完了し、先頃にはFIA世界自動車連盟のクラッシュテストに合格した“最初の水素レーシングカー”となっている同車は、先代モデルに引き続きスパーク・レーシング・テクノロジーによって設計および製造された車体に、公式燃料電池プロバイダーであるシンビオ社製の水素燃料電池技術を搭載。
従来のリチウムイオンバッテリーに代わり、出力75kWの水素燃料電池スタックを主なエネルギー源とし、複合エネルギー吸収衝撃構造を備えたチューブラースペースフレームにFOX製ダンパーを備えた前後ダブルウィッシュボーンのサスペンションを持ち、従来モデルに対しジオメトリーの改善を施すと同時にセンターシートレイアウトを採用している。
これらの構成に前後各200kWのモーターは450~850Vの電圧でシステム最高出力400kw(550hp)を誇り、325kW、850V、36kWhのバッテリーを用いて重量2200kg、幅2.4mのレースカーを0-100km/h加速わずか4.5秒で走らせることが可能となっている。

