●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「新シーズンを迎えるにあたり、自分の目標はいつも通り勝利のために全力を尽くすことだ。2025年も我々のチームは強力で、僕自身のターゲットはラリーで勝って選手権タイトル獲得のために戦い続けることだ」
「今年は新しいタイヤサプライヤーが参入し、テクニカルレギュレーションもいくつか変更されたため、すべての路面に適応しながら学ばなくてはならないが、それは誰にとっても同じことだ。できる限りベストな仕事をして、可能な限り準備を整える必要がある」
「ラリー・モンテカルロは、使用できるタイヤの選択肢がもっとも多いイベントだが、テスト時間が限られているためにすべてのコンディションでタイヤを試すことはできていない」
「いつだって非常に難しいラリーになるので、コンディションにうまく適応しながら適切なタイミングで正しい判断を下すことが、これまで以上に重要になるだろう」
●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「このチームの一員としてWRCのフルシーズン参戦に復帰するのは素晴らしいことだ。一年を通して準備を進め、タイトル獲得を目指して戦うのは、また異なるフィーリングだよ」
「昨年は各ラリーで速さを発揮することができたが、今年は一年を通してより一貫性を高めて戦っていきたい。ラリー・モンテカルロは、シーズンの開幕戦として非常に難しいイベントになる」
「これまで、自分にとっては決して得意なラリーではなかったが、それでも良い結果を残すことができていた。クリーンにラリーを戦い、多くのポイントを獲得してシーズンをスタートすることができたら幸いだ」
「また、新しいタイヤサプライヤーを迎えるというのは、かなり大きな出来事だろう。なぜなら、誰もがすべてのコンディションでタイヤについて学ばなければならず、モンテカルロではできるだけ早くクルマに自信を持つことが重要だからだ」
●セバスチャン・オジエ(#17 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「ラリー・モンテカルロに向けて準備を進めていると、いつもワクワクする。また、TGR-WRTとの関係をさらに一年継続できることを嬉しく思うよ。この素晴らしいチームで走ることを、私は今でも楽しんでいる。このチームで過ごす年月は、僕のキャリアでも最長だし、今年はさらに楽しく走れることを期待したい」
「今年はクルマのパワーが低く抑えられ、重量が軽くなり、新しいタイヤが導入されたことでシーズン序盤は分からないことだらけになる。チームとドライバーにとっては、誰がもっともうまく適応できるかを競う、新たなチャレンジになると言える」
「このラリーは、何度スタートを切っても決して簡単には感じられない。僕はつねにリスペクトを持ってチャレンジし、ある種の恐怖心を持ってこのラリーに臨んでいる。なぜなら、予測不可能な状況に直面することは明らかだからだ。他のラリー以上に、リスク管理が重要な要素なんだ」
●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「新たな期待をもって臨む、新しいシーズンが始まります。今年の自分の一番の目標は、これまでと同じレベルの速さを保ちながらも、より安定した走りをすることです」
「昨年は自分にとって苦しいシーズンでしたが、チームの大きなサポートを実感し、苦しい状況をどのようにして切り抜けるかなど多くのことを学びました。間違いなく、その経験が自分を強くしてくれたと感じていますし、今年はその経験を活かす年です」
「モンテカルロは、コンディションの面でもっとも難しいラリーのひとつなので、たった一日だけのテストで全ての準備を整えるのは困難です。レギュレーション変更に伴う、今までとは異なるバランスに適応するベストなセットアップを見つける必要がありますが、クルマとタイヤのフィーリングは全体的に良好です」

■TGR-WRT2
●サミ・パヤリ(#5 トヨタGRヤリス・ラリー1)
「ラリー1車両で臨む初めてのフルシーズンを前に、非常に良いフィーリングを感じている。昨年、その一端を経験したが、今から開幕が本当に楽しみだよ」
「新しいレギュレーションの導入や新しいタイヤサプライヤーなど、誰もが慣れなければならない新たな要素もあるが、それは興味深くてとてもエキサイティングなことに感じている」
「これまでのところ、テストでのフィーリングは非常に良好だ。今年最初のラリーとなるモンテカルロでは、とにかく良いフィーリングでフィニッシュラインに到達することが目標だ。もしコンディションが良いようならば、昨年も時々実践できたようにペースを上げることもできるだろうが、経験を積むことを優先する必要もあるだろう」
