●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合2番手
「今日もまたトリッキーなコンディションだった。今朝最初のステージはクルマが走るたびにコンディションが変わり、ループの最後のステージは太陽が照りつけ、ペースノートにマークしていたアイスがとけてしまったので、判断が難しかったんだ」
「午後はまずまずのスタートになったが、ループの2本目のステージで、完全にアイスに覆われたコーナーでスピンを喫し首位の座を失ってしまった。最後のステージでもさらに少し遅れたが、大きな差ではないと思う。勝負はこれからだ」

●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合4番手
「自分たちにとっては、とくにドラマのないクリーンな一日になったが、全体的にスピードが足りていなかったように思う。朝はトリッキーなコンディションだったにも関わらず、うまく行ったのは良かった」
「スノータイヤやスタッドタイヤを履いているときのペースは良いように思うが、路面がクリーンになり、スリックタイヤを履くような状況では、ペースをさらに改善する必要がある。明日は路面がもう少し乾きそうなので、スピードをさらに上げられることを期待しているよ」

●セバスチャン・オジエ(#17 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合首位
「13秒の遅れを、12秒のリードに変えることができたので、ポジティブな一日だったと言うべきだが、すべてが完璧だったわけではなかった」
「午前中はリズムをつかむことに苦労し、午後の最初のステージでも限界までは攻めきれていなかったんだ。しかし、最後の2本のステージでリズムをつかむことができたし、とくに、家族や友人など多くの人々が見守るなか、自分にとってのホームステージで勝てたことを嬉しく思う」
「それでも、まだ気を緩めるわけにはいかないだろう。まだまだ長い道のりが残っているので、明日もこの調子を保ち続けたいね」

●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合7番手
「午前中はペースノートに記された情報を追うことに苦労しましたが、午後はだいぶ良くなりました」
「ルートノートクルーは朝早くステージを走行したので、その時点ではブラックアイスや霜に覆われた路面が多くあったはずです。しかし、自分たちがステージを走る頃には一部が溶けていたので、どの程度グリップが期待できそうなのか分かりませんでした」
「午後は少し楽になり、泥が出ていたり、凍結しているコーナーがいくつかあるだけでした。まだまだ興味深い日々が続くので、とにかく落ち着いてラリーに臨みたいと思います」

■TGR-WRT2
●サミ・パヤリ(#5 トヨタGRヤリス・ラリー1)/デイ2総合8番手
「本当にトリッキーな一日だったよ。いくつかのステージは本当に素晴らしく、区間タイムも良好だった。また、経験を増やすため異なるタイヤをいくつか組み合わせて走ったりもしたんだ」
「改善できる部分はたくさんあるが、まずはクリーンに走り、自信と知識を少しずつ増やしていってからペースを上げていきたいと考えている」
「もう少し速く走りたい気持ちはあるけれど、すべて計画通りに進んでいるんだ。明日はコンディションが少し簡単になるかもしれないが、実際には朝にならないと分からないね」
