2月13日から16日にかけて北欧スウェーデンで開催されている2025年WRC世界ラリー選手権の第2戦『ラリー・スウェーデン』。TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR-WRT)から参戦している日本人ラリードライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、デイ3を終えた時点で3.0秒差の総合2番手につけている。総合首位はチームメイトのエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)であり、TGR-WRT陣営としてはワン・ツー体制を構築して最終日を迎える好展開だ。
ラリーはここまで、トヨタとヒョンデが互角の争いを繰り広げており、トップ5は各車が約10秒内の僅差で形成されている。そのため、2番手勝田の3.3秒後ろにはティエリー・ヌービル(ヒョンデi20 Nラリー1)が控え、さらに6.5秒差の4番手にもオット・タナク(ヒョンデi20 Nラリー1)が続いている緊迫の様相でもある。