通算106回のF1グランプリに出走し、現在は世界王者の息子マックスの指南役として現場にも帯同する52歳のヨス・フェルスタッペンが、今季チャレンジを計画するERCヨーロッパ・ラリー選手権へのフル参戦プログラムを前に、ベルギーの国内選手権開幕戦である『ラリー・ヴァン・ハスペンハウ』で優勝。残り40日足らずで欧州選手権にデビューするその前哨戦で、万全の準備を整えた。
既報のとおり、約3年前にラリーを始めてベルギー選手権への挑戦を続けてきたF1世界王者の“父”は、先週末となる2月22日に開催されたクルーンオイル・ベルジアン・ラリー選手権の開幕戦にて『シュコダ・ファビアRSラリー2』をドライブ。雨絡みの滑りやすいコンディションのなか、SS2で最速タイムを計時して早々にラリーリーダーに立つと、イベントの残りも快走を続け6度のステージベストを記録して勝利を飾った。