ラリーをリードして競技3日目を終えたオジエは「今日のパフォーマンスにはとても満足している」とコメント。
「しかし、まだラリーは終わっていないし、16秒のリードではリラックスはできない。明日も今日と同じようにプッシュし続けるよ」と最終日に向け意気込みを語った。
総合3番手にはソルドが入り、4番手はマシンを修復後、巻き返しを図るタナクがつけた。5番手にはクレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)が続いている。

3台体制でラリー・ポルトガルに挑んでいるトヨタは、ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)の総合7番手が最上位。前日、マシンが横転するアクシデントに見舞われたヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)は走り出しの総合13番手から9番手にポジションを上げている。
一方、ヤリスWRCで初の実戦に臨むエサペッカ・ラッピは、SS15でマシンを壁にヒットさせてしまい、右リヤサスペンションを損傷。大きくタイムをロスして総合11番手に後退した。

WRC2に参戦している勝田貴元(フォード・フィエスタR5)と新井大輝(フォード・フィエスタR5)は、勝田がクラス14番手/総合39番手、新井はメカニカルトラブルでリタイアを喫している。
ラリー最終日となる5月21日はSS16~19の計4SSで争われる。最終ステージのSS19は、ステージ上位5名にボーナスポイントが付与されるパワーステージとなる。
@OttTanak / @MartinJarveoja @MSportLtd fixing a broken damper after touching a bank in SS12 ? ? #WRC #RallyDePortugal pic.twitter.com/dtiMOiDM57
— WRC (@OfficialWRC) 2017年5月20日