総合3位はダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)がつけ、ヒュンダイ勢が表彰台の2枠を獲得。
デイ2の後半からデイ3前半にかけてラリーをリードしたオット・タナク(フォード・フィエスタWRC)は総合4位。最終パワーステージでトップタイムをマークするなど、優勝争いから脱落した後もスピードをみせた。

総合5位には不調のシトロエン勢の中で孤軍奮闘したクレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)が入っている。
初の3台体制でラリーに挑んだトヨタは、チーム最上位の総合7位となったユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)をはじめ、ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)、エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)が揃ってトップ10圏内でフィニッシュ。ラトバラは6戦連続のポイント獲得を達成した。

また、今回ヤリスWRCで初めての実戦に挑んだラッピが最終パワーステージ(SS19)で4番手タイムを記録。ステージ上位5名に与えられるボーナスポイントを獲得してみせた。
WRC2に挑戦した勝田貴元(フォード・フィエスタWRC)と新井大輝(フォード・フィエスタWRC)は、勝田がクラス11位/総合35位で完走。新井は前日のマシントラブルの影響で出走せずにラリーを終えている。
WRCの次戦は6月8~11日に開催される第7戦ラリー・イタリア。ポルトガルに続くヨーロッパのグラベル(未舗装路)ラリー2戦目だ。

