更新日: 2017.05.23 18:49
WRC:元フォルクスワーゲンのミケルセンがシトロエンと契約。1戦限りで最上位クラス復帰
今回の契約に関して、ミケルセンも「2016年シーズン末から、僕がトップクラスでのシート探しをしていたことは公然の秘密だった」とコメントしている。
「だから、今回シトロエンと契約することができて本当に嬉しいんだ。彼らはWRCの歴史において輝かしい歴史を収めている。こういったチームとともに戦えるのは光栄なことだ」
「早くテストしたいし、ラリーに向けた準備を一刻も早くスタートさせたい。もちろん2017年型WRカーでの経験が不足していることは間違いない。それでも、強力なチームからWRCのトップクラスに戻れることが嬉しいんだ」
また、マトンは第8戦ポーランドからは、ふたたびルフェーブルがチームの一員としてステアリングを握ることを強調している。
今季、シトロエンが起用している3名のドライバーのうち、ルフェーブルとクレイグ・ブリーンはWRCでの経験が少ない若手ドライバー。なかでもルフェーブルのベストリザルトは旧型WRカーで出場した第2戦スウェーデンでの総合8位に留まっており、苦戦が続いていた。
マトンは「これは制裁の類ではないし、私たちの若手ドライバー育成に投資するという方針に疑問を投げかけるものでもない」と語る。
「今回の決定は、私たちのチャンスを最大限に有効活用するためのものだ。ステファン(・ルフェーブル)も今回の決定を受け入れている」
「もちろん、彼は引き続きチームの一員だし、ラリー・イタリアでもレッキを担当する。当然、第8戦ポーランドからドライバーに復帰するよ」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています