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投稿日: 2017.06.08 14:58
更新日: 2017.06.08 14:59

WRC:シトロエンからスポット参戦のミケルセン「テスト前は速さに適応できるか不安だった」


ラリー/WRC | WRC:シトロエンからスポット参戦のミケルセン「テスト前は速さに適応できるか不安だった」

 ミケルセンは南フランスで行われた事前テストで約180マイル(289キロ)を実戦と変わらないスピードで走り込んでいる。

「テストもうまく行ったよ。最上位クラスに戻ることができて嬉しいし、C3 WRCが速いマシンであることは疑いようがない」

 また、ミケルセンはテスト前にフランス・ベルサイユにあるシトロエン・レーシングの本部を訪問。ここでワークスチーム復帰への思いが強まったという。

「チームはいい雰囲気だったし、スタッフもやる気に満ちていた。懸命に作業にあたっていたし、マシンを少しでも改善しようと努力していた。僕も彼らの手助けがしたいと思ったよ」

「繰り返しになるけど、C3 WRCは速いマシンだ。ただ、まだまだ速くなるポテンシャルを秘めているんだ」

ラリー・イタリア・サルディニアのサービスパークに持ち込まれたシトロエンC3 WRC
ラリー・イタリア・サルディニアのサービスパークに持ち込まれたシトロエンC3 WRC

 開幕が迫ったラリー・イタリア・サルディニアでは、マシンに馴染むことを優先するというミケルセン。マシンセットアップはレギュラードライバーのステファン・ルフェーブルが使っているものを継承するという。

「サルディニアはドライブフィールが重要で、一歩ずつ進めていきたい。マシンを100%理解するには1日のテストだけでは足りないからね」

「もちろん理解を深めることはできたけど、最高速でアタックするには自信を持つことが重要になるし、あらゆる状況下でのマシンの挙動を知り尽くしている必要がある」

「僕にとっては新しい相棒になるから、サルディニアで優勝争いをするのは難しいと思っている」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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