シトロエン/シトロエン・レーシング
クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)/デイ2リタイア
「最初にシトロエンと、チームの皆、僕たちのファンにお詫びを言いたい。今日は良いスタートを切ることができ、ミスをしないよう、着実に正確なドライビングを心がけていた。でも左後輪が土手に接触し、あっというまにマシンを跳ね飛ばされて横転してしまった」

「マシンをなんとか元に戻してステージの最後まで走ることができたんだけど、ロールケージの一部が損傷しているのを見て、リタイアは避けられないんだということが分かった。最善を尽くしたけど、充分ではなかったようだ」
クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)/デイ2総合40番手
「SS3の終盤のところにジャンプがあって、大きな衝撃とともに着地した。そのときにレッキ走行では気が付かなかった石にぶつかったんだ」
「着地の衝撃でギヤボックスが壊れてしまった。オイル漏れの応急処置をしようとしたけど、戦い続けるには不充分だった」
「明日はラリー2規定のもと、有利な出走順でラリーに戻る。良いステージタイムを出せるように努力して、チームのために少しでもポイントを獲得するよ」
アンドレアス・ミケルセン(シトロエンC3 WRC)/デイ2総合9番手
「きつい1日だった。僕の目標はシトロエンC3 WRCについて学ぶことだった。先頭集団と戦う前にステップ・バイ・ステップで、マシンを学ばなくてはならない」

「マシン自体は、これまで僕がドライブしてきたものとは違うから、適応するのに少し時間がかかってしまった。チームと一緒にセットアップを変えたり僕のドライビングスタイルに合わせたりしていた」
「大事なのは、このコースのすべてのステージを完走できたことだね」
■トヨタ/TOYOTA GAZOO Racing WRT
ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合4番手
「朝のステージは道の表面が大量のルーズグラベルで覆われていて、とても滑りやすく感じた。今日の3本目のSSではクルマの下面のサンプガードをヒットし、スターターモーターを破損してしまったんだ」
「1度エンジンが止まると再始動できなくなるから、とにかくエンジンがストップしないように注意して走った」

「日中のサービスで問題は完全に解決しましたが、午後はボンネット上に留めてあったラリープレートが走行中に外れて目の前でバタバタと動き、少し気が散ったよ」
「午前中のSSはやや浮き沈みが大きかったと思うけど、午後のパフォーマンスには満足している。明日は白熱した戦いになるだろうけど、自信を持って戦い抜くつもりだ」
ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合6番手
「今日、最後のSSのフィニッシュ近くでクルマのフロントセクションにダメージを受け、タイムを失ってしまった。橋の近くでブレーキングをした際に路面が非常に滑りやすく、スピンして壁にフロント部分が当たってしまった」
「その結果ラジエ-ターパイプが破損したけれど、応急処置を施しサービスパークまで戻って来ることができた。スピンするまでは特に大きな問題もなく、調子も良かっただけに残念だよ」
「今日の路面はとても滑りやすかったけど、駆動力がしっかりと路面に伝わっていると感じていた。きっとダンパーの改善作業が上手くいっているのだと思う」
「午後は路面がかなり荒れていて、轍も深くなっていたので、注意深く走った結果少しペースが落ちてしまった」
エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合8番手

「今日、僕たちが記録したタイムは自分たちの予想以上でとても驚いている。特に午前中のステージではセカンドギヤを失っていたのでなおさらだけど、通常の前進6速ギヤではなく、5速ギヤでも充分に戦えるのではないかと思ってしまったほどだよ」
「日中のサービスではクルマのセッティングを大きく変えたところ、午後のステージではフィーリングがさらに良くなり、それが好タイムに繋がった」
「残念ながら午後のステージで左フロントダンパーが破損してしまったけど、それまでは完璧だった。競争はかなりハイレベルだけど、なんとか良いタイムを刻もうと努力していく」