「我々がこの週末のホルヘでどんなことができるか、しっかりと見極めたい。ヨーロッパでのラリークロスがどのようなレベルかを知りたいと思っているスポンサーもいて、良いチャンスだ」と、チームCEOのアンドレアス・エリクソン。

「我々はすでに、このシリーズが欧州選手権だった時代から、望みうるすべてのことを達成してきた。我々のカスタマーと争うことをメインに考えることはないし、彼らが最高のサービスを受けていると感じられるよう、開発し、テストし、この後もいくつかのイベントに参戦する気でいるよ」


一方、母国戦でありながら、このイベントを欠場することを余儀なくされた2016年王者、マティアス・エクストローム。その代役として復帰が決まった“P-G”こと、パー-ガンナー・アンダーソンも、久しぶりの母国ラウンドとなる。
WRC世界ラリー選手権でスズキのワークスドライバーを務めた経験を持つP-Gは、この週末にエクストロームのチームEKSから参戦し、アウディS1 EKS RXクワトロをドライブ。
彼自身は2015年のWorldRXにマルクランド・モータースポーツから参戦し、当時のフォルクスワーゲン・ポロRXスーパーカーで10戦に出走したキャリアも持っている。
これにより週末のホルヘ戦では兄弟の初共演に加え、P-Gと元WRCスズキ・ワークスで、今季はWorldRXにフルシーズン・エントリーを果たしているガイ・ウィルクスとの、元JWRC“チームメイト”の共演も実現することとなる。