更新日: 2017.07.29 16:23
ラトバラ「ヤリスWRCには少しアドバンテージがあるかもしれない」/WRC第9戦フィンランド デイ2コメント
■シトロエン/シトロエン・レーシング
●クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)/デイ1総合9番手
「今日は明らかに期待していたような日ではなかった。昨年ここで優勝した時のような感触を得ることができなかったんだ。僕たちの努力や、サービスパークでのチームの仕事ぶりにも関わらず、僕は出したいペースが出せなかったし、グリップを感じるのに苦労してしまった」
![クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)](https://cdn-image.as-web.jp/2017/07/29160321/2017010301N-300x200.jpg)
「それにステアリング周りにダメージを抱えながら、最後の数ステージを戦うということは、理想的ではなかった」
●クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)/デイ1総合4番手
「すべてが完璧だったわけではないけれど、いい1日だったよ。午前中、ジャンプの後の”激しい”着地の後でマシンのハンドリングに違和感を感じた。ラリーが進むにつれてそれが酷くなっていった」
「ただサービスパークではチームが魔法のような仕事をしてくれ、C3 WRCを新車のような状態で僕に戻してくれた。それでも2回目の走行ではいくつか小さなトラブルがあったんだ」
![クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)](https://cdn-image.as-web.jp/2017/07/29160328/RO17WRC10FIN623-300x200.jpg)
「僕のペースノートはつねに完璧というわけでもないから、用心しすぎてしまった場所もあった。コンマ1秒失うごとに取り戻すのが難しくなる。でもまだ先は長いし、バトルは折り返しにも来ていない」
●カリッド-アル・カシミ(シトロエンC3 WRC)/デイ1総合20番手
「厳しい1日で僕は多くのタイムを失ってしまった。つねにトラクションを得ようとしていたけど、マシンをレコードラインに留まらせるのに苦戦していた」
「僕たちはセットアップを大きく変更したんだ。ディファレンシャル、スロットル、スプリングなんかをね。それでもまだ改善できる部分がたくさんあると思う」
■トヨタ/TOYOTA GAZOO Racing WRT
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合2番手
「エサペッカはいつも本当に速いドライバーだけど、これほどとは思っていなかったし、僕たちがトップ2でデイ2を終えることができるとも予想はしていなかった」
![ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)](https://cdn-image.as-web.jp/2017/07/29161159/P-20170728-00792_HiRes-JPEG-24bit-RGB-300x200.jpg)
「クルマはとてもバランスが良く、自分自身のドライビングにも満足している。ヤリスWRCは、まさにラリー・フィンランドで使われているような道で開発されたから、少しアドバンテージがあるかもしれないね」
「良いクルマがあり、何も問題が起こらなければ、運転だけに集中することができる。大きなリスクを負わないように心がけながら、自信を持ってラリーを戦っていくよ」
●ユホ・ハンニネン (トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合5番手
「かなりいい感触が得られた1日だった。ハイスピードセクションやジャンプにおいても、クルマのハンドリングは良かったよ」
「午前中のステージでは、タイヤのグリップ力が頻繁に変わるなど難しいコンディションだったから100%の自信を持って走ることができなかったけど、午後には改善されタイムも良くなった」
「また、クルマが岩に当たりサスペンションにダメージを受ける場面もあったけど、幸いにもそれほど大きなタイムロスなく1日を終えることができたよ」
●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合首位
「まさか、ラリー・フィンランドでトップに立てるとは思っていなかった。WRカーでこのラリーに出るのは子供の頃からの夢だったから、信じられない気持ちだ」
「ここまでのところミスをすることなく、とてもうまく走ることができているし、クルマも完璧で自分の力をすべて出しきることができた」
「ただし、大きなリスクを負ってまでヤリ-マティ(・ラトバラ)と戦うつもりはない。素晴らしい観客が応援してくれるなか、ラリーをリードするのは特別な気分だ」