世界ラリークロス選手権(WorldRX)は6日、ドイツ・ホッケンハイムで第2戦が行われ、マティアス・エクストローム(アウディS1)が優勝した。2位にはチームメイトのトーマス・ヘイキネン(アウディS1)が入り、アウディEKSがワン・ツーフィニッシュを達成している。
週末、同じくホッケンハイムで行われたドイツツーリングカー選手権(DTM)開幕戦にも参戦したエクストロームは、セミファイナル1でチームメイトのトーマス・ヘイキネン(アウディS1)に続く2位を獲得。ファイナルの2列目グリッドを確保した。セミファイナル2はライバルよりマシンパワーで劣るBMWミニを駆るリアム・ドランが制している。
そのほか、ファイナルには前戦勝者のペター・ソルベルグ(シトロエンDS3)、ケン・ブロック(フォード・フォーカスRSRX)、ロビン・ラーソン(アウディA1)が進出。今年からWorldRXへフル参戦しているセバスチャン・ローブ(プジョー208)はセミファイナル1でチームメイトのデイビー・ジャネイとクラッシュするアクシデントがあり、ファイナル進出を逃している。

迎えたファイナルでは、1列目グリッドのヘイキネンが好スタート。トップを維持して1コーナーをクリアすると、2番手にエクストロームが続き、EKSがワン・ツー体制を構築していく。3番手には最後列からスタートしたブロックが浮上した。