一方、2度の世界ラリークロス王者であるペターの長男オリバーは、今季すでに地元北欧で開催されているシリーズ戦、ラリーXノルディックにエントリー。父がドライブしたシトロエンDS3ラリークロス・スーパーカーで、すでに初優勝も記録。さらにラトビア国内のラリー選手権にも参戦している。

まだ若干15歳のオリバーは、こちらもサポートカテゴリーのCXEチャレンジ・エクストリーム・エリートの4輪バギーをドライブする予定だが、父の参戦する最高峰クラスでの戦いとともに、同じトラックを走れることを「とても楽しみにしている」と語った。

「トロワ・リビエールのトラックはとても素晴らしいと聞いたんだ。だから参加しに行くのが本当に楽しみだよ」と、オリバー。
「大きなジャンプとグラベル路面があるラリーステージのようなものだよね。僕がいつもドライブしているマシンとは少し違うと思うけど、でもとても面白いチャレンジになりそうな気がするよ」
一方、トップカテゴリーのRXクラスでは、このサマーブレイク期間中にダカール前哨戦となるシルクウェイ・ラリーに参戦し、手首を負傷するクラッシュを追っていたセバスチャン・ローブの名が、エントリーリストに掲載されている。
