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投稿日: 2017.08.07 20:52
更新日: 2017.08.07 20:53

世界ラリークロス:第8戦カナダ、クリストファーソン勝利で7戦連続表彰台の新記録


ラリー/WRC | 世界ラリークロス:第8戦カナダ、クリストファーソン勝利で7戦連続表彰台の新記録

 一方、2度の世界王者でもあるソルベルグも、チームが好調な週末を過ごしたことに満足だと語った。

「2台ともにパフォーマンスを維持して、チームは選手権ポイントで100点以上のリードを築いた。もちろん、予選ヒートのすべてで勝ちたいけれど(セミファイナルのヒートが重ならないよう)予選ヒートのポジションをあえて下げる戦略が必要になることもある。僕らはいいチームだし、ともに選手権獲得に向けて戦っていく」

PSRX勢の速さに賛辞を送ったセバスチャン・ローブは、怪我を感じさせない走りで3位表彰台を獲得

 そして3戦連続の3位表彰台に上がったローブは、クロスカントリー・ラリー参戦で負った怪我の影響を感じさせない好走を披露。それでも「僕らのマシンも非常に良かったが、それ以上にVWポロの速さとドライバーのパフォーマンスが印象的だった」とコメントした。

「我々のチームもうまくいっているが、さらにマシンを良くしていく必要がある。昨日はQ2でアンドレアス(・バッケルド)と接触したり、Q1ではセットが決まらないなど、困難な1日を過ごした」

「セミファイナルも厳しい戦いで、もう少し遅くにジョーカーラップを取っていたら2位になれていたかもしれない。いずれにせよ、来月のホームイベント(フランス戦)で4度目のポディウムに上がれればいいね」

 また、ファイナル進出組となったMJPレーシング・チーム・オーストリアのケビン・エリクソンは、STARD製のフォード・フィエスタRXスーパーカーEvo.3で鮮烈なドライビングを披露し、ローブに次ぐ4位。

 抜群のスタート反応でモンスターエナジー・スーパー・チャージ・アワードを獲得したチームEKSのヘイキネンは、ポディウム圏内を走行もスローパンクチャーに見舞われ無念の5位。

 そしてファイナル最下位となる6位には、最終ラップ前にテクニカル・トラブルでマシンを止めたチーム・プジョー-ハンセンのティミー・ハンセン(プジョー208WRXスーパーカー)というリザルトとなった。

王者マティアス・エクストロームはトラブルに見舞われるなど、ここ数戦は足踏みが続く

 また、2016年王者のマティアス・エクストローム(アウディS1 EXS RXクワトロ)は、セミファイナルで発生したクラッチトラブルでファイナル進出を逃し、ポイントスタンディングでも3位に後退。タイトル防衛に黄色信号が灯りつつある。

 次戦WorldRX第9戦は、フランス・ブルターニュ地方の名門トラック、ロエアックを舞台に9月1~3日のスケジュールで開催される。

週末に30ポイントを獲得したクリストファーソンは、選手権リードを35ポイントにまで拡大


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