「YouTubeでいくつかオンボード映像を見てはいるけど、実際にドライブしてみるまでどんな感触なのかを理解するのは難しいね」とアリスター。
「僕の息子がプレイステーションで(ロエアックの)トラックを走っているけど、それは僕にとっては最善な方法じゃないし、助けではなく障害になる可能性があるね」
「ラリークロスの経験がないわけじゃないし、モトクロスからキャリアをスタートしたから、トラックを周回する競技がどういうものかの感覚はある。でも世界選手権となればまったく別物と考えた方がいいだろう」

一方、開幕戦バルセロナでの7位が今季のベストリザルトとなっていたウィルクスは、「カナダ戦を最後に、ロコのシートを降りることを決めた」とコメントした。

「いつの日か世界ラリークロスに戻れる日が来たらいいけど、それ以上にアリスターの幸運を願っている。彼は才能あるドライバーだし、ラリークロスにどのように適応していくかを見るのは楽しみだ」
ロコ・ワールドRXチームのオーナーであるマーク・ブラックバーンは、「チームにとって難しい前半戦だったことは否定できない」と語り、今回のドライバー交代劇への影響を認めた。
「良い結果を期待していたけれど、前半戦はいくつかの技術的な問題も発生した。チームとガイは相互に合意の上で、決断を下した。お互いに見解の違う部分もあっただろう」
「我々はアリスターとともに後半戦を戦うことを非常に楽しみにしているし、もちろん今後もロコのドライバーとしてガイとの関係も維持していくつもりだ」