投稿日: 2017.10.05 15:51
更新日: 2018.11.29 17:33
更新日: 2018.11.29 17:33
ERC:カリ・ロバンペラが最終戦リエパヤに参戦、国際格式ラリーデビューへ
AUTOSPORTweb
「ERCはフィンランド出身ドライバーの多くがカレンダーに組み込んでいて、競技を学び経験を積むのに最適の場所だ。来年はWRC(世界ラリー選手権)での活動をメインに、いくつかのERCイベントにもエントリーしたいと思っているんだ」とカリ。
今回のイベントに向けマシンを用意することとなったMスポーツ代表のマルコム・ウィルソンは、カリのインターナショナル・デビューに際して「この次世代のセンセーションを巻き起こしているドライバーが、我々のマシンで活躍する場面を見られるのは本当に素晴らしいことだ」と歓迎のコメントを残した。
「我々としてもERCレギュラーのトップコンテンダーに対する、カリのパフォーマンスが見られるのは楽しみだ。彼にとってはフォード・フィエスタR5での初めての本格イベントになるが、ラトビアでの経験が助けになるはずだ」
合わせてMスポーツは、2017年シーズンのWRC最終2ラウンド、ラリーGBとオーストラリアのイベントに、同じくR5フィエスタでカリをエントリーさせる計画を明らかにし、ERCに続けてWRC2で、世界選手権デビューも果たすこととなる。
そして来季2018年は最低6ラウンドへのWRC参戦プログラムとして、メキシコ、アルゼンチン、フィンランド、スペイン、GB、オーストラリアへのエントリーを計画。同時にERC数戦と、イギリス国内のBRCブリティッシュ・ラリー選手権への参戦も予定しているという。
将来のワールドチャンピオン候補生の最初の1歩として、まずは週末のラトビア、ラリー・リエパヤでの走りに注目が集まる。
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