デイ1最後のSS6は王者セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)がトップタイムをマークする一方、オストベルグはコクピットに空いた穴から砂埃が進入してきた影響で約15秒タイムを失う。これによってオジエが総合3番手から2番手へ、オジエに続くステージ2位につけたミークが総合4番手から3番手にそれぞれ浮上している。
グラベルステージで苦戦しているトヨタ勢はユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)の総合8番手が最上位。エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)は総合10番手となった。
なお、SS4でステージ優勝を飾ったラトバラは、SS5の走行中に車体下面を路面に強く打ち付けたことでオイルリークが発生。SS6を前に走行不能となったため、リタイアとなっている。
TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジプログラムの一環としてWRC2に挑んでいる新井大輝(フォード・フィエスタR5)は序盤、クラス3番手につけていたがSS3での横転によってリタイア。勝田貴元(フォード・フィエスタR5)もSS1でのクラッシュでマシンを損傷。総合67番手で初日の走行を終えることとなった。
7日のデイ2はターマックのSS7~13、計7本のSSで争われる。SSの合計距離121.86km、総走行距離は477.06kmだ。

