■シトロエン/シトロエン・レーシング
●クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)/デイ1総合3番手
「午前中はタイヤ選択を誤ってしまった。テラ・アルタでソフトタイヤがパンクしてしまい、ペースを抑える必要があったのでタイムをいくらか失ってしまったんだ。ギャップは小さいままだったので、それほど影響はなかったけどね」
「ハードタイヤでは、ほとんどスタートからフィニッシュまでプッシュすることができ、C3 WRCのドライブを本当に楽しめたよ。SS4でミスをしたのは少し悔しいね。それがなければ僕が総合首位だったろうから。いずれにしても、上の順位につけているし、今日の出来には満足しているよ」
●ステファン・ルフェーブル(シトロエンC3 WRC)/デイ1総合9番手
「長い休暇の後でラリーに戻り、ほとんど知らないコースで競争に加わるのは難しかった。トリッキーなセクションでは慎重に進み、自信のある場所ではプッシュしていった。ひとつのミスもしなかったし、経験を積もうと努力したよ」
「テラ・アルタを2回走行して分かったのは、このタイプのステージは理解するのに時間が必要だということだ。明日のターマックでの走行にベストな態勢で取り組むためにリセットする必要があるね」

●カリッド-アル・カシミ(シトロエンC3 WRC)/デイ1総合19番手
「午前中の感触は良かったけど、ところどころでマシンに精度が欠けているのを感じた。特にテラ・アルタのターマックセクションでは慎重になったよ。サービスではセットアップを大きく改善することができたので、とても満足だった。ダンパーのアップグレードは本当に大きな進歩だと思うよ」
■トヨタ/TOYOTA GAZOO Racing WRT
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/リタイア
「午前中はクルマのオーバーステアが強く苦労したけれど、サービスでセッティングを変更したところ良い方向に向かい、SS4ではベストタイムを記録することができた」
「SS5ではいくつかミスをしてしまい、その後オイルが漏れていることに気づいたんだ。そしてSS6を前にエンジンが止まり、始動できなくなってしまった。現時点でどのようなダメージを負ったのかは分からないけど、再出走できずとても残念だよ」
●ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合8番手
「デイ1は期待していたほど良い1日にはならなかった。(クルマに)十分な自信を持てず、何度か躊躇してしまい、その結果タイムを失い上位の選手と差が開いてしまった」
「路面のグリップが変わる時にリズムをつかめず、かなり苦労したんだ。しかし、明日は素晴らしいターマックステージが待っているので楽しみだよ。良い走りをできるように頑張りたい」

●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ1総合10番手
「午前中はクルマのバランスに満足していた。日中のサービスでサスペンションに変更を加えたところ、路面がスムーズな午後最初のSSではさらに良いタイムを記録することができた。しかし、午後の最後のSSではダンパーのセッティングが合わずとても苦労した。またブレーキがオーバーヒートし、フィニッシュに向けて制動力が落ちていってしまったんだ」
「今日はあまりうまく行かない1日だったけど、同じステージを午前と午後で2回走ることができたのは良い経験になったよ。明日のターマックSSは誰にとっても新たなるスタートとなるから、気持ちを切り替えて臨みたいと思う」