
ミケルセン(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)
前日、およそ3秒差と接近していた総合2位争いは、アンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)がSS16でセバスチャン・オジエ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)を逆転する。
総合3番手に後退したオジエもSS18、19でミケルセンのタイムを上回り追いすがるが、わずかに届かず。ミケルセンが総合2位、オジエが総合3位となった。3戦連続で勝利を逃しているオジエだが、ポイントランキングでは2位に47点差の首位につけている。

総合4位はダニ・ソルド(ヒュンダイi20 WRC)が獲得。エリック・カミリ(フォード・フィエスタRS WRC)が自身ベストリザルトとなる総合5位に入っている。
週末を通して、パワーステアリングのトラブルに苦しめられたヤリ-マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)は粘りの走りで総合6位に食い込んでいる。
そのほか、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20 WRC)はデイ2に起きた燃料切れのアクシデントが響き総合29位、ミークのチームメイトであるステファン・ルフェーブル(シトロエンDS3 WRC)はトップ6を走行中に岩にヒットしたため、総合35位で競技を終えた。
WRC第6戦イタリアは6月9日~12日に開催される。