更新日: 2017.10.30 12:55
ラトバラ「ダンパーの調整を続け、フィーリングは改善」/WRC第12戦ラリーGB デイ3コメント
■シトロエン/シトロエン・レーシング
●クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)/デイ3総合7番手
「予想していた通り、多くの時間をステアリングを握って過ごす長い1日だった! 小さなミスを犯してシケインでストールするまでは表彰台を争うグループに残っていたんだ。ミスのせいで10秒ほどタイムを失ってしまった」
「ただ、それが僕たちの状況を大きく変えたとは思わない。ほとんどの間はライバルたちと同等か近いパフォーマンスレベルを出せていたし、今日はシトロエンC3 WRCをドライブすることを楽しんでいたよ」
「順位は素晴らしいものではないけれど、明日は訪れるチャンスを掴む用意ができると思う」
●クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)/デイ3総合17番手
「このラリーではハンドブレーキが本当に重要なんだ。それなのに今日は、スタートしてすぐにハンドブレーキが使えなくなってしまった。ステージの1回目の走行はとても難しかった」
「ただ2回目はもう少しましになったよ。タイトなカーブを曲がるのに、わだちを利用できたからね。ハンドブレーキが使えなかったのは残念だった。今日はすごく良いタイムが出せたはずのスピードが出ていたから」
●カリッド-アル・カシミ(シトロエンC3 WRC)/デイ3総合23番手
「僕のWRCキャリアのなかでも、もっとも困難な日だ。2回目の走行では、氷のように滑りやすい泥の層をドライブしていた。プッシュすることはできなかった。ただ道を外れないようにしていただけだ」
「夜のステージも、霧が深くてとてもトリッキーだった。それでもグリップがあるところでは、楽しむことができたよ」
■トヨタ/TOYOTA GAZOO Racing WRT
●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3総合4番手
「クルマは今日最初のステージから、少しずつ良くなり、トラクションは昨日よりもかなり改善された」
「依然としてアンダーステアには悩まされたけど、1日を通してダンパー調整を続けたところフィーリングはどんどんと良くなり、それにつれてSSのタイムも上がっていった」
「そして、霧に包まれた夜間のSSでは、納得できる走りができたよ。時にコンディションが難しくとも、攻めなければならない。クルマのフィーリングとグリップはとても良いから、明日が楽しみだ」
●ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3リタイア
「今朝は、昨日よりも状況が良くなった。走行中クルマの前後に付着する泥による重量バランスの変化を考えてセッティングを変えたところ、うまくいったよ。リヤが泥の重みでそれほど下がらなかったことから、フロントのトラクションをしっかりと得ることができていたと思う」
「残念ながらチャムレー・キャッスルのSSでブレーキのタイミングが遅れ、藁のバリアに当たってしまった。その結果フロントのダンパーが破損し、走行不能となってしまった。さらに、シャシーにもダメージを受けていたため、明日は再出走することができなくなり、残念だ」
●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ3総合9番手
「今日は出走順が3番手とはやく、路面が良い状態で走ることができたこともあり、昨日よりも良い1日になった。昨晩サービスでセッティングを大きく変えたところ、クルマは良いフィーリングになってきたよ」
「いまだ充分に自信がもてるとはいえない状況だが、それでも昨日よりも走りを楽しめるようになった」
「夜のステージを前にサービスでさらに変更を加えたところ、それ以前のSSよりもグリップが良くなったように感じられ、クルマは良い方向に向かっていると思う」