■Mスポーツ
●セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)
「すでに5度目のチャンピオンシップを獲得した上で、シーズン最終戦に進めるのは最高だ。ウェールズ(ラリーGB)では、まさにこの状況を目指していた」
「プレッシャーが軽減されたから、素晴らしいステージを楽しむことだけに完全に集中して、ラリー・オーストラリアに向かうことができる」
「僕たちは、まだ好成績を狙いたいと思っているから、プレッシャーが軽減されたと表現した。これまで、チームは各イベントで表彰台を獲得してきたから、今週もそれを維持したい」
「ドライ(コンディション)なら、僕らの出走順では簡単にはいかないだろう。だけど、いつも通りベストを尽くすよ」
「地元の人たちが本当にラリーを支持してくれ、いつもすごく温かい歓迎を受けているよ。もし、今シーズンをまたいい結果で終えられたら、素晴らしいシーズンの完璧な締めくくりとなるね」
●オット・タナク(フォード・フィエスタWRC)

「チャンピオンシップの優勝チームとしてラリー・オーストラリアに向かえるのは気分がいいね。だけど、仕事はまだ終わっていない。僕たちには、チャンピオンシップを2位でフィニッシュするチャンスが残っている。チームとともに、ベストな結果を得られるよう全力を注ぐつもりだ」
「ラリー・オーストラリアはいつだって簡単なイベントではない。僕らが経験している他のどんなラリーともまったく違う。すべてが違うんだ。だから、いい結果を残したければ、本当にベストな状態を維持しなくては」
「戦いはレッキ(事前走行)から始まるから、そこから完全に集中しなければならない。ドライコンディションになれば、“掃除役”を強いられるから、ペースノートを信頼して全開で運転する必要がある」
●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)
「母国で勝利を獲得できて、最高の気分だったよ。だけど、次のイベントが間近に迫っていたから、お祝いの時間はあまり取れなかった。ちょっとしたパーティーの後、そのままオーストラリアに向けた準備に入ったよ」
「このイベントはいつも楽しんできたけど、過去あまりいい結果を残せていなかった。簡単なイベントではないし、視界という面では試練が立ちはだかることもある」
「土埃が巻き上がっていることもあるし、太陽が低い位置にある時は、木々の間を抜ける陽射しがストロボのようになって、路面状況を読みづらくするんだ。間違いなく、ペースノートに完璧な自信を持たなければならないイベントだよ」
「昨年はラリー・オーストラリアに出場しなかったから、新しいSSにも直面する。僕たちの持ち込むパッケージがコンディションにマッチするかも見なくちゃいけないね」
「今のところ、天候は不安定になりそうだから、面白い状況になるかもしれない。だけど、何が起ころうとも、いつもオーストラリアに行くのは楽しみだから、いつも通り全力を尽くすつもりだ」
■ヒュンダイ・モータースポーツ
●ヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20クーペWRC)
「地球のこちら側に帰ってくるのはいつだっていいものだ。ホームイベントとは言えないけど、それにほとんど近い。ファンからのサポートは信じられないくらいだ。彼らが叫びたくなるような良いショーを見せたいね」
「2016年シーズンと比べると公道での競り合いが減る代わりに、森のなかのステージが増えている。その影響で少し違うイベントのように感じられるけど、自分たちの能力には自信を持っているよ」
「ラリーGBでの総合8位は必ずしも望んでいた結果とは言えないけれど、マシンでの走行距離を充分重ねることができた。それがオーストラリアで良い方に活かせることを願っている」
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)

「(ラリー・)オーストラリアは楽しめるラリーで、過去には何度か表彰台でフィニッシュしたことがある。素晴らしい雰囲気のなか、オーストラリアの夏の太陽のもとでシーズンを終えられるのはいいね」
「最後のラリーでの僕の目標ははっきりしている。チャンピオンシップでの2位の座を確実にすることだ。自分たちに先頭集団で戦えるテクニカルパッケージがあることはわかっている。だからあとは少しの幸運があれば、やるべきことができるだろうと希望を持っている」
●アンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC)
「オーストラリアは今シーズンで一番好きなラリーかもしれない。過去にここでは素晴らしい経験をしたよ。2016年に総合優勝したのは最高の思い出だ。今回はヒュンダイ・モータースポーツから勝利を飾れるよう願っている」
「最高のシーズンの締めくくりと、2018年のフルシーズン参戦への備えになると思う。いつだってここは手ごわいイベントで、何事も侮ることはできない。出走順は有利だから、最大限に利用したいと思う。楽しみにしているよ」