■クリス・ミーク
「ラリー最終日は、来たるべき2018年に備えることが目的でした。その意味では、最終日が雨で始まったことは、かなり有意義でした。このコンディションでの走りには改良の余地が多いため、それに対する作業に取り組むことができたからです」
「順位としては得るものがない状況でプッシュをするのは簡単ではありませんでしたが、今日の午前中に学んだことは、間違いなく今後につながります」
■クレイグ・ブリーン
「大きなコースオフでした。このような状況は、久しぶりです。幸い、シトロエンC3 WRCは堅牢なマシンで、安全のための装備も完璧に作用しました」
「4位でフィニッシュできるか微妙なところでしたし、自分よりも路面コンディションがわずかに有利なヘイデン・パッドンから4位を守り抜くためにはプッシュをするしかないと分かっていました。戦いもせずに、また5位でシーズンを終えたくありませんでした」
■ステファン・ルフェーブル
「もちろん、シーズンの終わり方として理想的な流れではありませんでした。この日の最初のステージ(SS17)で、長い右コーナーでミスをしました。コンディションはひどく、水がたくさん出ていて、地面はとてもスリッパリーで氷のような場所もありました」
「泥で滑りやすい部分で、つかまってしまいました。マシンはアンダーステアで、わずかにワイドに膨らみ大きな切り株にヒットしました。非常に残念ですし、チームのみんなに申し訳なく思います」

世界ラリー選手権(WRC)第13戦オーストラリア最終結果
1.ティエリー・ヌービル/ニコラ・ジルスール ヒュンダイi20クーペWRC 2h35’44.8
2.オット・タナク/マルティン・ヤルベオヤ フォード・フィエスタWRC +22.5
3.ヘイデン・パッドン/セブ・マーシャル ヒュンダイi20クーペWRC +59.1
4.セバスチャン・オジエ/ジュリアン・イングラシア フォード・フィエスタWRC +2’27.7
5.エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット フォード・フィエスタWRC +3’05.6
6.エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム トヨタ・ヤリスWRC +3’49.5
7.クリス・ミーク/ポール・ナゲル シトロエンC3 WRC +22’58.4
8.ネイサン・クイン/ベン・サーシー 三菱ランサーエボリューションⅩ +25’03.4
9.リッチー・ダルトン/ジョン・アレン シュコダ・ファビアR5 +25’39.6
10.ディーン・ヘリッジ/サミュエル・ヒル スバル・インプレッサWRX STI +29’52.3
R.ステファン・ルフェーブル/ギャビン・モロー シトロエンC3 WRC コースオフ
R.クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン シトロエンC3 WRC コースオフ
WRCマニュファクチャラーズ選手権ポイントスタンディングス
1.Mスポーツ・ワールドラリーチーム 428
2.ヒュンダイ・モータースポーツ 345
3.トヨタ・ガズーレーシングWRT 251
4.シトロエン・トタル・アブダビWRT 218