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投稿日: 2017.11.28 12:22

2018年登場のフォルクスワーゲン・ポロGTI R5が初走行。舞台はWRC4連覇“始まりの地”


ラリー/WRC | 2018年登場のフォルクスワーゲン・ポロGTI R5が初走行。舞台はWRC4連覇“始まりの地”

 ポロR WRCのテストにも関わったデッピングは「ここ(フォンジョンクーズ)に戻ってくると特別な感情が湧いてくる。6年前の2011年に、ここからポロR WRCの快進撃が始まったんだ」と語った。

「このポロGTI R5についても、ベストなセットアップをみつけることができたと思う。今回のテストで一番重要だったのは、エンジニアに充分なデータを渡せるよう、とにかくマイレージを稼ぐことだった」

「マシンについて、これだけは言える。ポロGTI R5は速く精密で素晴らしいマシンだ。乗り込んですぐに馴染むことができたよ」

 フォルクスワーゲン・モータースポーツでディレクターを務めるスベン・スミーツは「初テストが成功裏に終わったことはいい兆候であり、モチベーション向上につながる」とテストを評価している。

「コンピューター上やワークショップなどで、このカスタマーカープロジェクトに何週間も時間を費やしてきた。そんなポロGTI R5が初めて道路を走り、そのポテンシャルをみせてくれたんだ」

「今回収集したデータは、さらにマシン開発を進めていく上で必ず価値がある」

 フォルクスワーゲンは今後も開発を重ね、2018年下期にWRC2をはじめとする、世界中のラリー選手権を戦うプロフェッショナルチームにポロGTI R5を供給する予定だ。


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