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投稿日: 2017.12.12 13:50
更新日: 2017.12.12 13:54

ERC:2018年カレンダーを発表。成功を収めた2017年に続く全8戦を予定


ラリー/WRC | ERC:2018年カレンダーを発表。成功を収めた2017年に続く全8戦を予定

 ドライバーとチームの各選手権有効ポイントは全8戦中6戦と変更なく、2018年のカレンダーにはターマックイベント3戦、グラベルイベント5戦の設定となるため、わずかにグラベルを得意とするドライバーに有利な状況となる。

 同様に、ERC1からERC3の各カテゴリーにおいて、ERC1に属するジュニア・アンダー28と、ジュニア・アンダー27登録のドライバーはそれぞれ6戦中4戦、ERC2とERCレディース・トロフィーは8戦中4戦の有効ポイント制となる。

 ERCのコーディネーターを務めるジャン-バティスト・レイは、世界選手権とのバッティングも回避した2018年カレンダー発表に際し、「成功を収めた昨年に続き、強固な基盤の元に全8戦のシリーズを継続でき満足している」とコメントした。

「こうして2018年シーズンのFIAヨーロッパ・ラリー選手権カレンダーを発表することができて非常にうれしい。このスケジューリングとイベント割り当ては、昨年度を踏まえてドライバーとチームからのフィードバックに応えたものになっている。欧州域内でのERC人気と支持を得て、とくにジュニア選手権とチームに向けた欧州選手権タイトルの制定に関しては、今後も各国のASN(自動車連盟)やラリー・オーガナイザーとの強力な連携を維持し、可能な限り相互利益のための改善を続けていきたい」としている。

例年、地元のヤン・コペツキーが速さを見せる『バウム・チェコ・ラリー・ズリン』
タイトル天王山となりそうな第7戦には、グラベル戦の『ラリー・ポーランド』が入った
2017年はカリ・ロバンペッラが国際格式デビューを果たした『ラリー・リエパヤ』は最終戦で変わらず

■2018年ERCヨーロッパ・ラリー選手権 開催スケジュール

ラウンド 日程 イベント 開催国/路面
Rd.1 3月22〜24日 アゾレス・エアライン・ラリー ポルトガル/グラベル○
Rd.2 5月3〜5日 ラリー・イソラス・カナリアス スペイン/ターマック○
Rd.3 6月1〜3日 アクロポリス・ラリー ギリシャ/グラベル
Rd.4 6月15〜17日 キプロス・ラリー キプロス/グラベル
Rd.5 7月20〜22日 ラリー・デ・ローマ・キャピタル イタリア/ターマック○
Rd.6 8月24〜26日 バウム・チェコ・ラリー・ズリン チェコ共和国/ターマック○
Rd.7 9月21〜23日 ラリー・ポーランド ポーランド/グラベル○
Rd.8 10月12〜14日 ラリー・リエパヤ ラトビア/グラベル○

○=ERCジュニア併催


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