チーム代表を務めるトミ・マキネンは「予想していたとおり、システロンのSS1はどのドライバーにとってもドラマティックなものになった」と走行を総括する。
「暗闇のなか、最初のステージに臨むというシーズンの始まりかたは、WRCのなかでも本当に難しいものなんだ。自分がステアリングを握る立場でなくてよかったと思えるほどだよ」

「我々のドライバーはいいポジションでサービスに戻ってくることができたし、明日はもっと違う内容のラリーになると思う」
陣営のなかでもっともラリー・モンテカルロの経験が少ないなか、総合4番手につけたラッピは「正直なところ、今日のリザルトを見てとても驚いている」とコメントしている。
「最初のステージはとても難しいコンディションだったけど、うまく走ることができたよ」

「2本目のSSは他の選手たちがよく知っているステージで、昨年自分はあまりうまく走れなかったから、タイムを失うことになるだろうと予想していた。道にはすでに多くの砂利が出ており、汚れた路面での自信を少しなくしていたから、少し慎重に走り過ぎたかもしれないね」
26日の競技2日目はフランス・ギャップに設けられたサービスパークの南側でSS3~8の6SSが争われる。このうち、SS4とSS7はこの日最長となる30.54kmのロングステージだ。
6SSの合計距離は144.88km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は446.60kmとなっている。