一方、ヒュンダイ・モータースポーツを率いるミシェル・ナンダンは、新ルールを「いいアイデアだ」と評価。カピートとは反対の意見を述べている。

「(新ルールでは)シリーズに参戦するすべてのマニュファクチャラーが3台体制でエントリーすることになる。そうなれば、単純に選手権への参戦台数が増え、より多くのドライバーが必要になるはずだ」
FIAでラリーディレクターを務めるヤルモ・マホネンは、フォルクスワーゲン・モータースポーツIIやヒュンダイ・モータースポーツNがエントリーしていることで、ファンに混乱を招いているとコメント。その点では、新システムの方が受け入れやすいとしている。
「現在、フォルクスワーゲンとヒュンダイにはワークスチームが2つずつ存在している状況だ」
「まったく同じマシンが、ふたつのチームからエントリーしている。これでは初めてWRCを見るファンは混乱してしまうだろう」