またナンダンは、17年シーズンも現在のドライバーラインアップを継続することを強く望んでいると明かした。

現在、ヒュンダイからWRCに参戦しているドライバーのうち、ヘイデン・パッドンはすでに来季の契約を結んでいるが、ティエリー・ヌービル、ダニ・ソルド、それにテストドライバーのケビン・アブリングは来季の契約を結んでいない。
ナンダンは、「我々のラインナップはそれほど悪くはない。これはラリーの結果からも度々、証明されている」と述べている。
「まだドライバーたちとは、少し交渉する必要がある。しかし、来季も契約を結べると確信しているよ。彼らは速いし、コンビネーションもよいからね」
一方で、ナンダンは来季、直近2戦で行ったように1大会に4台体制で挑むことは少なくなるだろうと認めた。
「マシンを2台走らせるのと3台走らせることに大きな違いはない。しかし、4台走らせることは大きな違いが生まれる。必要になるスペアパーツの数が違ってくるんだ」
「14年にWRCでの活動を開始したとき、いくつかのラウンドに3台のマシンを投入した。そして去年は1年間戦った結果、スペアパーツが大量にあり、3台のマシンを走らせることができた」
「しかし4台のマシンを投入するとなると、来年へ向けて大量のスペアパーツを作らなくてはならない」