「(ラリー・メキシコは)僕にとって特別な場所だ! 4度の勝利と表彰台に7回上がっているこの場所が大好きだよ」とWRC.comに語ったオジエ。
「今週末は出走順が2番目となり難しいラリーになるのは分かっていたが、決して諦めることはなかった。この雰囲気は素晴らしいね」
ミークの自滅によって労せず総合2番手を得たソルド、3番手に落ちたミークもその後はポジションキープに徹しそれぞれポディウムフィニッシュ。
各車のギャップが大きく広がった中段グループでは前日から順位は変わらず。アンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC)が総合4位となり、ローブ、ヌービルがこれに続いた。
2年連続でメキシコのコンディションに苦しめられているトヨタ勢は、総合9番手スタートとなったラトバラがSS20でトップタイムをマークして総合8番手にポジションアップを果たすと、その後の2本のSSでも2番手タイムを記録するなど速さを見せた。
また、ターボトラブルによってデイ3の途中でデイリタイアとなったタナクも再出走を果たし、SS21でトップタイムをマーク。スタート順を後ろにずらすため、到着時間を遅らせて挑んだ最終パワーステージでは、狙い通りファステストを記録して5ポイントを獲得している。
WRC次戦第4戦フランス(ツール・ド・コルス)は4月5~8日、フランスのコルシカ島で開催されるターマックラリーだ。


