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「TGR Vitz CVTはとてもしっかりしていて、楽しく運転することができました。ただ、これまでの経験上、このラリーでのタイムの出し方は知っているつもりだったので、この結果に悔しさを感じています」と語るのはドライバーの眞貝。

「この2日間、自分なりに色々と試してみて勉強になりましたし、これが(ドライビングの)次のステージに上がるきっかけとなるかもしれないと感じています。開幕戦から2戦連続で完走を果たせましたし、今後につながる状態でラリーを終えることはできたと思います」

 チーム監督を務める豊岡悟志は「初日は天候が良くなることを予想して、最初のセクションをドライ路面用のタイヤで行ってしまったため、ライバルに差をつけられてしまいました。いま思えば天気予報のみで少し安易にタイヤを決めてしまったかなとも思います」と語る。

コドライバーの安藤裕一(左)とチーム監督の豊岡悟志(右)

「眞貝選手と安藤選手は、TGR Vitz CVTの車両特性に合わせてどうドライビングすべきかふたりで意見交換し試行錯誤しながら走ってくれました。そのとき得た走行感覚を私たちに伝えてくれ、チームとして共有できた事は大きな収穫です」

 JRC第3戦は4月27~29日、京都府・京丹後市を舞台に行われる『ラリー丹後2018』。4年ぶりにJRCのカレンダーへの復帰を果たしたターマックラリーとなる。

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