投稿日: 2016.08.03 20:22
更新日: 2016.08.03 20:29
更新日: 2016.08.03 20:29
WRC参戦のMスポーツ、暫定仕様の17年型WRカーテスト開始
AUTOSPORTweb
「このマシンの感触に、心から興奮している」とマルコム。
「Mスポーツが作るほぼすべての新型車両は、自分の手でシェイクダウンしているんだ。開発チームやドライバーがどういったクルマを目的にしているのかを感じたいからね」
「17年型マシンは、完璧に感じられた。もし、どこかに問題が出ても開発チームの誰も責めることはできないと確信できるほどだった」
なお、シャシーや空力パーツなども一新した完全な17年仕様のマシンが登場するのは9月ごろになるとみられているが、現時点でフォードがベース車両の最新モデルを発表しておらず、スケジュールは不透明な状況にある。
今後、この暫定マシンはマルコムの息子であるマシューの手によって、1週間に4日程度のハイペースでテストが続けられるという。
マルコムは「このマシンは開発車両として、かなり高額な部類に入るだろうが、かなり豪華な見た目になるはずだ」とつけ加えた。
「いたるところに職人の技量が発揮されていて、見ているだけで感動を覚えるよ。彼らは本当に素晴らしい仕事をしてくれた」
「今後は(Mスポーツの開発拠点がある)グレイストークで、耐久試験を実施する。そこでデータを蓄えながら、セットアップ作業も行っていくつもりだよ」
■17年のWRCに参戦予定の全メーカーがテストを開始
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています